ヒゲ(髭)脱毛の周期を徹底解説!クリニックに通うスパンはこう決める!

ヒゲ(髭)脱毛について調べてみると、「毛周期」という言葉を目にすることがあるかと思います。

ヒゲを始めとする体毛には、成長期、退行期、休止期という成長の段階があり、この段階が巡ることで毛が成長し、抜け、また生えてくる、というサイクルを作っています。
このサイクルのことを毛周期と言います。

毛周期は部位ごと、毛ごとに巡るペースが違い、ヒゲだけでみても複数の毛周期のグループが存在します。

では、この毛の周期とヒゲ脱毛はどのような関係にあるのでしょうか。

実は、脱毛とは本来、毛を成長させる細胞(毛乳頭)を破壊することを指す医療行為のことを言います。
細胞を破壊するため、医師の常駐する医療機関でしか行うことができないと法令で定められています。

現代の技術では、ヒゲと毛乳頭がつながっていなければ毛乳頭を破壊することができません。
しかしヒゲと毛乳頭は常につながっているものでは無く、ヒゲをどんどん伸ばす成長期の時期にのみつながっています。
脱毛は成長期の毛でなければ効果的で無いと言われているのはこのためです。

つまり、ヒゲ脱毛を効果的に進めるためには、この毛周期に合わせて脱毛クリニックに通う必要があるということです。

では毛周期における成長期とは、どのようなサイクルで巡ってくるものなのでしょうか。
ヒゲ脱毛に通う上で、毛周期を考えるとどういったペースでクリニックに通うのが良いのか、それを今回はお伝えいたします。

是非ともヒゲ脱毛に通う上での目安にしてください。

1.周期の目安となるポイント

前述した通り、ヒゲ脱毛を効率的に行うためには成長期のヒゲに施術することが必要になります。
逆にもっとも非効率なのは、成長期の毛に2度施術してしまうことです。
しかし残念なことに、毛周期を正確に見極めることは不可能だと言われています。

では成長期のヒゲに脱毛効果を効率的に与えるには、何を目安にすれば良いのでしょうか。
ここではヒゲ脱毛の周期を判断するための、目安となるポイントをお伝えいたします。

1-1.6~8週は照射の間隔をあける

早く脱毛をしたいからと言ってあまりにスパンが短いと、毛周期が巡る前に施術することとなり、1回分の施術が無駄になってしまいます。
それを避けるためには、十分なスパンを空けて施術を受けることが必要です。

ヒゲの場合、体の部位に比べて毛周期が早く巡ると言われていますが、それでも6~8週間は間隔を空けるのが良いでしょう。

6~8週後が効果的なわけではなく、これより短いスパンで施術を受けたとしても、毛周期が巡るには時間が足りず、十分な脱毛効果を得ずらいためです。

1-2.ヒゲが生え揃ったかどうか

毛周期には個人差があります。
上記でお伝えしたスパンとしての6~8週間というのはあくまで目安であり、これより短い間隔だと脱毛効果は非常に小さくなると考えられています。
より効果的に脱毛をしたい場合は、日々のヒゲの濃さを注意深く観察してみることです。

脱毛後しばらくすると、ヒゲが薄くなる時期が一定期間あります。この時期はヒゲ剃りも楽になり、非常に快適に過ごせるでしょう。
(脱毛直後は「泥棒髭」という症状を起こしやすく、逆にヒゲが濃くなったように見えたり、ヒゲを剃りずらく感じることがあるかもしれません。)

しかし、それを過ぎると毛周期が巡り始め、徐々にヒゲが濃くなってくる時期を迎えます。
日に日にヒゲが濃くなっていきますが、どこかのタイミングで一定の濃さで落ち着くようになります。
ヒゲが生え揃った状態とはその時のことであり、施術を受けるならこの状態になってからが効果的です。

ヒゲの濃さが一定で落ち着くということは、多くのヒゲが成長期に移行したことを示しており、前回脱毛した成長期のヒゲにもう一度施術してしまうことを避けることができます。

1-3.終盤は照射の間隔を広げる

脱毛後のヒゲを観察することは、脱毛の終盤においても役に立ちます。

ヒゲ脱毛のスパンとして、最低限6~8週は空けることをおすすめしましたが、脱毛回数を重ね、ヒゲの量が少なくなってきた終盤では、もっと長い期間を空ける方が効果的な場合もあります。

ヒゲの量が少なくなると、毛周期が移行するのにも時間がかかるようになり、目安となる6~8週では間隔が短く、効果的に脱毛を進められないこともあります。
こういった場合でも、日々のヒゲの具合を観察することで、効果的な脱毛のタイミングを計ることができます。

2.ヒゲ(髭)脱毛にかかる期間

ヒゲ脱毛には毛周期が関係していることはお分かりいただけたかと思います。
ではヒゲ脱毛が完了するには、どの程度の期間が必要なのでしょうか。

基準となるのは以下の3点です。

・施術回数

・どこまで薄くするか

・脱毛クリニックの予約状況

まず基準となるのは施術回数です。
少ない施術回数で済むのは医療レーザー脱毛です。

医療レーザー脱毛を扱う多くの脱毛クリニックでは、5回前後のヒゲ脱毛コースが設けられています。

この「5回」という数字とヒゲ脱毛のスパンが6~8週であることを考えると、どんなにコンスタントに通ったとしても、ヒゲ脱毛を完了させるには6ヶ月は必要になるでしょう。

次に基準となるのはどこまでヒゲを薄くするかです。
「濃いヒゲ」や「気にならないヒゲ」というものは主観によるものです。
同じように「ヒゲを無くす」と言ってもどこからが「無くなった」のかは、個々人の感性に寄る所が大きいです。

また、脱毛効果にも個人差があるため、5回の照射では物足りなさを覚える方も中にはいらっしゃいます。
そのため、満足がいかない場合はそれ相応の回数と期間が必要となります。

最後に基準となるのは、脱毛クリニックの予約状況です。
脱毛クリニックによっては、なかなか予約が取れない場合もあり、自分の希望する日時で施術を受けられないこともあります。

そういった場合、タイミングが合わなければ施術が伸びてしまうことも考えられ、その分脱毛が完了する時期は伸びて行きます。

3.ヒゲ(髭)脱毛に必要な回数

ヒゲ脱毛には毛周期が関係しているため、一度の施術で全てのヒゲに効果を与えることは難しく、脱毛を完了させるには施術を重ねる必要があります。
では、ヒゲを無くすにはどの程度の回数が必要になるのでしょう。
この回数は、実は脱毛方法によって大きく異なってきます。

冒頭でもお伝えした通り、脱毛とは本来医療行為です。
医療行為としての脱毛を「医療脱毛」と言います。

医療脱毛には、医療レーザー脱毛とニードル脱毛(針脱毛)の2種類しかありません
しかし世の中にはその医療脱毛の他にも、「脱毛」と名のつくものがあります。
そういった医療行為ではない脱毛は、実際には「抑毛や減毛効果」しかなく、施術を続けなければ、ヒゲは再び生えてきてしまいます

これら様々な脱毛は、それぞれ脱毛効果や抑毛・減毛効果を発揮するまでの回数が異なります。

まとめると以下の表のようになります。

医療脱毛医療レーザー脱毛5~8回
ニードル脱毛(針脱毛)10~25回
その他の脱毛エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)15回~
家庭用脱毛器20回~
ワックス脱毛

この表にある回数について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.医療レーザー脱毛

医療機関であるクリニックでしか扱えない医療脱毛です。
黒いメラニン色素に反応するレーザーをヒゲに照射し、その熱で細胞を焼くというメカニズムです。

短時間に広範囲のヒゲに脱毛効果を与えられるため、必要な回数は5~8回と、他の方法に比べて圧倒的に少なくなっています。
1回の照射で、最大20%の脱毛効果を見込めることから、5回~という数字が設定されています。

また、1回の施術時間も30分~45分程度と短く、拘束時間についても負担は少ないと言えます。

現在の脱毛の主流はこの医療レーザー脱毛であり、近年では男性専門のクリニックも増えています。

3-2.ニードル脱毛(針脱毛)

こちらもクリニックでしか扱えない医療脱毛です。
毛穴ひとつひとつに専用の針を挿入し、その針に電気を流すことで細胞を死滅させます。

レーザー脱毛では効果のない白髪などにも脱毛効果を与えることができますが、毛穴に電気を流すため、強い痛みを伴いやすいです。

また、毛穴ひとつひとつに針を挿入し、0.5秒~1秒ほど電気を流すため、施術には多くの時間を必要とします。
ヒゲの本数は2万~3万本と言われているので、毛穴を探し、針を入れ、電気を流してから針を抜く、という作業を考えると、膨大な時間必要なことが分かるかと思います

一度の施術にどれだけの時間をかけられるかで回数は前後しますが、クリニックの都合や痛みに耐える時間を考えると、一度にそれほど多くの時間は確保できません。

そのため、どんなに早くとも10回、多い場合25回はクリニックに通う必要があるでしょう。

3-3.エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)

医療機関ではなく、エステサロンで行われている施術です。
仕組みとしては医療レーザー脱毛のように、黒いメラニン色素に反応する光を利用しています。
しかし、その出力はエステティシャンでも扱えるように弱いものとなっており、脱毛効果までは見込めず、一時的な減毛・抑毛効果にとどまります

※ 一般社団法人日本エステティック振興協議会 (http://esthe-jepa.jp/depilation/
日本スキン・エステティック協会 (https://www.jsa-cpe.org/public/static/press/mechanism_laser/imgs/practical_skill_theory.pdf)

ヒゲを全体的に薄くするだけであれば、ある程度の効果は見込めるようですが、照射しない期間が長くなるといずれ施術前の状態に戻ってしまいます。
15回~という回数は、減耗・抑毛効果を実感するために最低限必要な回数であり、終わりの数字が無いのは、脱毛効果が無いため、施術を続けなければならないためです。

3-4.家庭用脱毛器

家庭で使える脱毛器です。
仕組みは医療レーザー脱毛、エステ脱毛同様、黒いメラニン色素に反応するレーザーを利用したものです。

家庭で気軽に行えることや、人に知られずにヒゲを薄くできるというメリットはありますが、その照射出力は家庭でも扱えるよう、エステ脱毛よりもさらに低く設定されています
また、火傷などのリスクはどうしても付きまとい、万が一の場合でも家庭内で自主的に行っているものなので、保証などは無く自己責任となってしまいます。

回数についてはエステ脱毛同様、減毛・抑毛効果を実感するための回数として20回~、それ以降も施術を続けなければ減毛・抑毛効果は持続しないので、終わりの数字は入りません。

3-5.ワックス脱毛

温めたワックスをヒゲに塗り、ワックスがヒゲを巻き込んで冷えて固まってから、専用のテープでワックスごとヒゲを引き抜く方法です。
瞬間的にヒゲを無くすには効果的かもしれませんが、効果よりもリスクの方が大きいかもしれません。

ワックスの熱で毛穴を広げるとは言え、ヒゲを力ずくで引き抜くため、強い痛みを感じやすく、また肌や毛穴にも大きな負担がかかります。
その刺激によって肌荒れや埋没毛、赤みやヒリヒリなどの肌トラブルを誘発するリスクがあります。

また効果についても、発毛因子を破壊するわけではないので脱毛効果は無く、ごくごく一時的な減毛に留まります。

目に見えるヒゲを一時的に排除することは可能ですが、ただヒゲを抜いているだけですので、ヒゲが細くなったり成長する速度が遅くなるようなことは無いため、未記入とさせていただきました。

3.まとめ

ヒゲ脱毛を効率的に行うためには毛周期について知る必要があります。
ヒゲの毛周期を考えると、ヒゲ脱毛に通う周期は6~8週間はスパンを開けるのが良いでしょう

また施術の回数としては、一番効率的に脱毛を行える医療レーザー脱毛であっても、5回は施術が必要です。
そのためヒゲ脱毛を完了させるためには、どんなに早くとも半年の期間は必要になります。

ヒゲ脱毛の通うペースに悩まず、納得がいくタイミングで施術の予約が出来るよう、日々ご自分のヒゲを観察してみてください。

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