ヒゲ剃りで朝きちんと処理をしているのに、夕方頃には伸び始めてくるヒゲ。少しでも改善させようと、「毛抜き」でこまめにヒゲの処理を行っている皆さん、「ヒゲが掴みにくくて抜きづらい…」「もっと、するすると楽に抜くことができる毛抜きがあればな…」など、今使っている「毛抜き」に対して不満をお持ちではありませんか?
新たに購入するにしろ、どれも同じだと思って適当に選んでしまうとイマイチな毛抜きに当たってしまい、結局また買い替える必要性が出てきます。とても損ですよね。
そこで今回は、「ヒゲの処理に最適な毛抜きの選び方」と、その選び方で厳選した「おすすめの毛抜き」を同時にご紹介したいと思います。
ヒゲに最適な毛抜きを選ぶことで、いつもより億劫なヒゲの処理が楽になり、時短にもつながりますよ!毛抜き選びに失敗したくない方はぜひ参考にしてみてください。
目次
1.ヒゲに最適な毛抜きの選び方
ヒゲの処理に最適な毛抜きを選ぶには、下記の4点をチェックしましょう。
①先平タイプを選ぶ ②金属製の素材を選ぶ ③噛み合わせの良いものを選ぶ ④口コミの良いものを選ぶ |
これらのチェック項目を詳しく解説していきます。
1-1.①先平タイプを選ぶ
ヒゲ処理には「先平タイプ」の毛抜きを選ぶことをおすすめします。先平タイプとは、一般的によくイメージされる「先端が水平になったスタンダードタイプの毛抜き」です。
なぜ先平タイプを選ぶと良いのか、理由は下記の2点あります。
・先端が水平になっているため太い毛でも掴みやすい ・先端が幅広のため一度に何本もの毛を掴むことができる |
上記の理由から、「太めの毛の密集地帯」であるヒゲでは、まさに先平タイプの毛抜きが活躍します。効率良くヒゲを抜くことができるでしょう。
先平タイプ以外では、主に下記3種類のタイプがあります。
・先斜めタイプ
…狙った毛をピンポイントで抜くことができる。毛の密集地帯であるヒゲには1本ずつの処理となり効率が悪くなるため不向き△。
・先丸タイプ
…先が丸いため、毛穴や肌を傷つけずに抜くことができる。短めの毛は掴みにくいというデメリットがあるため、生え始めの短いヒゲには不向き△。
・先細タイプ
…先斜めタイプよりもさらに正確に狙った毛を精密に抜くことができる。先端が細いため、細めの毛に最適だが、ヒゲのような太くしっかりとした毛では難しい×。
毛抜きのタイプによって、それぞれ適している毛の太さや部位が異なることがお分かりいただけるかと思います。ヒゲの条件に合ったタイプを選ぶなら、「先平タイプ」の毛抜きの中から選びましょう。
1-2.②金属製の素材を選ぶ
ヒゲの処理に適しているのは「金属製」の素材で作られた毛抜きです。理由は金属製の毛抜きは「ヒゲの処理で最適なバネの強度」のためです。範囲の広いヒゲを抜く際に、手が疲れないといったことがメリットとして挙げられます。
バネの強度とは、毛抜きの挟む際の反発力のことです。このバネの強度が弱いと先端の開きが甘くなり、毛が掴みにくくなります。逆に強度が強すぎると挟む際に強い力が必要となり、手が疲れやすくなるといったデメリットがあります。
金属製の毛抜き以外では、「プラスチック製※」の毛抜きが対比として挙げられます。プラスチック製の毛抜きの場合、金属製と比べてバネの強度が強い点が特徴です。太い毛に適しているといったメリットはありますが、ヒゲ全体を処理する場合、手の疲れが先立ってしまう可能性があるため、おすすめしません。
※プラスチック製には「先端の毛を掴む部分のみ金属で、持ち手部分がプラスチックで作られているタイプ」と「全体が金属でつくられていて、周りをプラスチックで覆っているタイプ」の2種類があります。どちらも持ち手部分がプラスチック製なことに変わりないため、バネの強度は強く硬いです。
ヒゲを処理するならプラスチック製ではなく、手の疲れにくい金属製の毛抜きの中から選びましょう。衛生的に保ちたい方は、水洗いのできる「ステンレス製」の毛抜きがおすすめですよ。
1-3.③噛み合わせの良さで選ぶ
噛み合わせの精度が高いものを選びましょう。なぜなら、毛抜きの噛み合わせの良さは、毛の掴みやすさに関わる重要なポイントだからです。
少しでも噛み合わせがズレていると、毛を掴むことが難しくなることに加え、仮に掴めたとしても真っ直ぐに引き抜くことができません。その場合毛穴を痛めてしまう可能性があります。
噛み合わせを確認する方法は、毛抜きを閉じた状態で下から見た際に、光が漏れているかどうかでチェックできます。店頭で購入する際は目視で確認できるので、まずは手に取って噛み合わせのチェックを行いましょう。
1-4.④口コミの良いものを選ぶ
「Amazon」や「楽天」など、通販サイトの口コミ内容が良いものを選びましょう。実際に購入した方の率直な意見を参考にすることで、毛抜き選び失敗のリスクを回避することにつながるためです。
また、上記のチェック項目「③噛み合わせの良さで選ぶ」では、目視で確認する必要がありますが、店頭で購入しない方は実際に使用した方の口コミを参考にすることで、精度の良さを確認することができます。
2.ヒゲにおすすめなのは「ステンレス毛抜き 先太 先幅5.5mm GT-202」
今回、筆者がヒゲの処理で一番おすすめしたい毛抜きが「ステンレス毛抜き 先太 先幅5.5mm GT-202」です。安心安全の日本製で無駄のないシンプルなデザインが特徴です。こちらの毛抜きは1章でご紹介した4つ全てのチェックポイントをクリアしていたため、今回選定しました。
持ち手から先端に向かって幅が広くなっているため、一度に何本も抜ける仕様になっており、ヒゲのような密集地帯にこそ適している毛抜きと言えます。さらに、皮膚から少ししか出ていない短い毛でも、しっかりと掴むことができるため、一日の終わりに伸び始めてきたヒゲに最適です。
口コミの一部を抜粋
・シンプルにして至高です。先端の幅が広いので、適当に摘んでいるだけでスポスポ抜けます。
・しっかり掴めるのでちょっとしか出ていない毛もしっかり抜けます。
特徴まとめ
①先平タイプ(先端10mm)
②金属(ステンレス)製
③ヒゲをキャッチしやすいといった評価が多い
④口コミの評価内容が良い(③に準ずる)
3.毛抜きでのヒゲ処理が面倒な方におすすめの方法
ヒゲを1本1本毛抜きで処理していくのが面倒だと感じる方には「医療脱毛※1」をおすすめします。医療脱毛は毛抜きと違い、「毛根細胞※2を破壊する方法」なので「永久脱毛」が可能です。
医療脱毛をおすすめする理由は下記2点のメリットが挙げられます。
①効果が永久的 ②時間短縮が可能 |
①効果が永久的
医療脱毛は医療レーザーで「毛根細胞を破壊する方法」なので、「永久脱毛」が可能です。毛抜きの場合、「毛根細胞」まで抜くことはできません。仮に上手に毛根まで抜くことができたとしても、毛根細胞の奥にある「毛乳頭※3」が残っていたら、再び毛は生えてきます。
毛抜きでできることは「抜いたヒゲが再び生えてくるのを遅らせる」ことです。その点、医療脱毛の場合は照射を重ねることで最終的に永久脱毛を完了させることができます。
②時間短縮が可能
医療脱毛では「永久脱毛」ができることによって、毎回の毛抜き処理に割く時間をカットすることができます。
「毛抜き」で処理している間は常に自己処理の繰り返しが必要ですが、「医療脱毛」は脱毛完了後、自己処理の必要がなくなるためです。
毛抜きの場合
ヒゲを抜いた2~8週間ほどで再び生えてきます。
医療脱毛の場合
「毛周期※4」に合わせた脱毛スケジュールで通院することになります。医療レーザーは「成長期」の毛にしか十分な脱毛効果を与えられないためです。顔の場合は目安として、照射間隔を6~8週あけることを推奨されるため、ヒゲの5回コースの場合だとトータルで1年~1年半かかると見込んでおくと良いでしょう。
毛抜きの「自己処理にかける時間」と医療脱毛で「通院する時間」とでは、「通院する時間」の方が圧倒的にトータルで少なく済みます。
以上2点の理由から、ヒゲを毛抜きで処理するのを面倒に感じている方には「医療脱毛」をおすすめします。
各々メリットデメリットは異なりますが、処理の手間を省きたい方やヒゲ広範囲を処理したいと思っている方は「根本的に」にヒゲをなくしていく施術、「医療脱毛」をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
※1エステ脱毛との違い
エステ脱毛の場合は医療脱毛とは違い、毛根細胞を「破壊」するのではなく「ダメージ」を与える方法のため、「脱毛ではなく制毛処理を行っている」というのが正しい認識です。そのため医療機関で行なう「医療レーザー脱毛」が、本来の「脱毛」と呼べます。
※2毛母細胞とは
毛を作り出す細胞のことです。
※3毛乳頭とは
毛母細胞などに栄養を受け渡すなど、指令を送る細胞です。
※4毛周期とは
毛の生え始めから抜け落ちるまでのサイクルのことです。「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」の順でサイクルが行われています。
4.まとめ
今回は「ヒゲの処理に最適な毛抜きの選び方」と、その選び方で厳選した「おすすめの毛抜き」をご紹介しました。
ヒゲの処理に最適な毛抜きを購入する際は、下記4点の項目をチェックしましょう。
①先平タイプを選ぶ ②金属製の素材を選ぶ ③噛み合わせの良いものを選ぶ ④口コミの良いものを選ぶ |
上記の4項目全てに当てはまる、筆者のおすすめする毛抜きは下記の毛抜きです。
◆「ステンレス毛抜き 先太 先幅5.5mm GT-202」
また、ヒゲを毛抜きで処理するのが面倒な方は「毛抜き」ではなく、「医療脱毛」がおすすめです。毛の生える元である「毛根細胞」を破壊していく方法なので、永久的な脱毛効果と処理にかける時間の節約が可能です。
今の毛抜きに満足していない方は、ぜひ今回の記事を参考にして失敗のない毛抜き選びをしてみてはいかがでしょうか。日々のヒゲ処理が少しでも楽になることでしょう!