オシャレなヒゲ(髭)を手に入れたい、清潔感あるヒゲを生やしてみたい。
ヒゲにそんな憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか?
実は、これからヒゲを生やそうとしている方には「あごヒゲ」がおすすめです。
あごヒゲは他の部位のヒゲと比べ手入れが簡単であり、デザインによっては清潔感を出しやすく、ビジネスの場でも許容される場合があります。
また、女性の支持においても、あごヒゲが圧倒的に人気です。
Q.男性がオシャレヒゲで伸ばすならどこがいいですか?
1位 「あごひげ」……65.5%
2位 「くちひげ」……27.3%
3位 「ほおひげ」……7.2%
出展:https://woman.mynavi.jp/article/150322-12/
そこで今回は、あごヒゲの作り方、手入れの方法、デザインの種類、について取り上げました。
ぜひともオシャレなデザインヒゲの第一歩としてご参考にしてください。
目次
1.手入れのために必要な道具
あごヒゲの手入れを行うためには、そのための器具を揃える必要があります。
また、より丁寧に、よりこだわりを持って手入れするために、あると便利なものもありますので、それらを確認していきましょう。
※赤字…必需品 青字…あると便利なもの
シェーバー/カミソリ |
コーム くしのことです。 |
トリマー いわゆるバリカンのことです。 |
ハサミ ヒゲの輪郭や長さの仕上げをする際に活躍します。 |
残したいヒゲと不要なヒゲの境界に線を書くことで、ミスを減らすことができます。 |
シェービング剤 不要なヒゲを剃る際、肌への負担を減らしてくれます。 |
シェービングブラシ シェービング剤をキメ細かく泡立て、肌に塗布するための道具です。 |
2.あごヒゲ(髭)の手入れ方法
2-1.デザインを決める
まずはデザインとして残すヒゲと、不要なヒゲを決めます。
デザインを決める上で気を付けるポイントは以下です。
- ・眉毛の太さや濃さとのバランスを考える
- ・口の大きさに合わせた幅で整える
- ●眉毛の太さや濃さとのバランスを考える
セオリーとしては、太い眉ならヒゲも太く、薄い眉であればヒゲも薄めに、と眉毛の印象に揃えていくことです。
この眉毛とヒゲのバランスで、相手に与える印象が変わってきますので、よく考える必要があります。
●口の大きさに合わせた幅で整える
あごヒゲの幅によって、与える印象を変えることができます。
あごヒゲの幅が広くなるとガッシリと男らしい印象を与えやすく、幅を狭くすると柔らかくオシャレな印象を与えやすいです。
自分の意図した印象を与えられるように、ヒゲを生やす幅について注意しましょう。
基本的には口角までの幅でヒゲをデザインすると良いでしょう。
唇が小さい人は、少し大きめにヒゲをデザインすることで、唇の印象を目立たなくすることができますし、逆に唇が大きい場合は、少し小さめにデザインすることでバランスがとりやすくなります。
大きさに悩んだ場合は、小さめなデザインから始めて、期間をかけて徐々に大きくしていく方法がおすすめです。
小さい方が失敗が少ないうえ、大きくしていく過程で、外側に向けてグラデーションを作っていきやすく、オシャレなヒゲにすることができます。
2-2.実際にヒゲを手入れする
残したいヒゲの範囲が決まったら、その部分のヒゲを一定の長さに揃えます。
※残すヒゲの範囲が目視だけでは判別しづらい場合は、アイブロウペンシルでマーキングしてしまいましょう。
その後、残したいヒゲの中央部が長く濃く見えるよう、外側に行くにつれて短く薄くしていきます。
こうすることで輪郭がよりシャープに見える効果が見込めます。
人によってあごヒゲの幅が違うので一概には言えませんが、中央部の長さを6mmとする場合、外側から2cmの範囲を4mm程、外側から1cmの範囲を2mm程の長さにするとバランスが取りやすいでしょう。
横向きの長さが整ったら、今度は縦向きの長さを整えます。
あごの下部にボリュームを持たせると、あご本来の立体感を出せるようになります。
あご上部にボリュームを持たせた場合は、あごがより立体的に引き上げられ存在感を増します。
下部にボリュームを持たせるのが基本形であり、手入れも簡単でしょう。
まずはそこから試してみることをおすすめします。
ヒゲ用トリマーを使用すると、短時間で簡単にヒゲの長さを調整することができます。
トリマーが無い場合は、コームとハサミを使いながら整えていきます。
最後に、残したヒゲの輪郭を整えるように不要なヒゲを剃り上げて完了となります。
不要なヒゲを剃る際はシェービング剤を使用することで、カミソリ負けや肌荒れのリスクを軽減でき、清潔感を保ちやすくなります。
剃り終わったら、しっかりと洗顔をし、肌に残ったヒゲを洗い流すことも忘れずにしましょう。
ヒゲの剃り方について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考にしてください。
不要なヒゲの処理を手間に感じるようなら、「ヒゲ脱毛」という手段もあります。
デザインに合わせて、残す部分と無くす部分に対応してくれます。
また、ヒゲを薄くすることも可能なので、ヒゲの処理に悩んでいる場合は検討してみるのも良いかもしれません。
ヒゲの脱毛についてはこちらの記事を参考にしてください。
●トリマーを使ったあごヒゲの手入れ方法
●ハサミを使ったあごヒゲの手入れ方法
2-3.手入れする頻度
ヒゲを蓄えることのメリットの一つとして、毎日は手入れをしなくても良い、というものがあります。
ヒゲの無い顔を維持するためには、毎日ヒゲを剃る必要がありますが、普段からヒゲを蓄えていれば、多少であれば伸びても気にならないでしょう。
しかし、皆さんもご存知の通り、ヒゲは毎日伸びているものです。
意図的に無精髭にするのであれば、何週間も手入れをしなくても良いかもしれませんが、もし清潔感あるあごヒゲを保ちたいのであれば、3日に一度、少なくとも5日に一度は手入れをする必要があります。
なぜかというと、ヒゲは1日に0.2~0.4mm伸びると言われています。
季節や体調にもよりますが、ヒゲが1日に0.4mm伸びるとすると、5日間でプラス2mmになります。
もしあごヒゲを6mmで調整していた場合、5日間で8mmになっているということになります。
ヒゲは8mm程になると濃く見えやすく、モッサリとした印象を与えやすくなります。
5日間もヒゲを放置していると、清潔感のあるオシャレなヒゲではなく、手入れの行き届いていない、無精髭と思われがちです。
また、ヒゲの流れをコームで梳かすことも重要です。
ヒゲの流れが綺麗になることで清潔感が増し、オシャレでスタイリッシュな印象を与えやすくなるでしょう。
3.あごヒゲ(髭)のデザイン
ここまで、あごヒゲの整え方についてお伝えしてきましたが、ではあごヒゲにはどのようなデザインがあるのでしょうか。
どんなデザインがどんな方に合いやすく、相手にどのような印象を与えやすいかご紹介いたします。
3-1.丸型
・多くの顔の形にフィットしやすいデザイン
・柔和で優しい印象を与えやすく、幅を太くすれば力強さも演出できる
・真ん丸にデザインするだけでなく、唇の下にくる頂点だけを丸くするのも良い
3-2.三角形型
・細身な方におすすめのデザイン
・三角形の頂点と眉間が延長線上になるようにデザインする
・頂点の鋭さが気になる場合は、下でご紹介する台形型にすると良い場合も
・直線的なデザインなため、精悍でスマートな印象を与えやすくなる
3-3.台形型
・あごが小さいことが気になっている人におすすめのデザイン
・ヒゲの縦の長さは、あご~唇の間で3分の2までの長さだとまとまりやすい
・四角という形から、男性的で安定感のある印象を与えやすくなる
・口の印象を薄くするので、寡黙な雰囲気を演出しやすくなる
3-4.O型
・必要なヒゲの量が少ないので、ヒゲが薄い方でも可能なデザイン
・あごヒゲの中央部がへこみ、両サイドに角(つの)が出ている形状
・丸型と同じように曲線的なデザインなため、柔らかい印象を与えやすい
※場合によっては丸顔を助長したり、あごが長い印象を持たれてしまう場合があるため、Oの具合や角(つの)の長さに注意が必要です。
3-5.W型
・あごから唇までが狭く、それが気になる人におすすめのデザイン
・丸型や三角形型、台形型などに角(つの)がついたデザイン
・あごの印象を強くしヒゲの量も多くなるため、野性的な印象を与えやすい
・ヒゲの存在感が強くなるため、口の大きさを、よりコントロールしやすくなる
ヒゲのデザインについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考にしてください。
4.まとめ
あごヒゲはその濃さや太さ、デザインによって他人に与える印象が変わる可能性があります。
あごヒゲをデザインする際に気にすべきことは以下です。
・眉毛とのバランスを考える
・口の大きさを考慮する
あごヒゲを整える場合は、ヒゲの中央部が濃く見えるようにグラデーションを作ることがベターです。
また、清潔感あるあごヒゲをキープするためには、少なくとも5日に一度は手入れをする必要があります。
デザインについては、自分の顔の形やパーツの大きさ、与えたい印象などろ考慮して選ぶと良いでしょう。
ここでご紹介した方法を試していただき、素敵なあごヒゲをお楽しみいただければと思います。