ワキガの嫌な臭いは治療で無くせる!ワキガ治療のすべてを解説

「ワキガの嫌な臭い、治療で治すことはできないのか…?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
ワキガであることに自覚があり、さまざまな改善方法を試してみたが、効果を感じられなかったため、思い切って治療をしてみたいという方も多いでしょう。 

ワキガの治療にはいくつか方法があります。
例えば、メスを使った外科的手術のほかにも、最近ではメスを入れないで治療できる方法を多くのクリニック(病院)で取り入れています。

そこで今回は、ワキガ治療にはどんな方法があるのかをどこよりも分かりやすく、解説していきたいと思います。

1.ワキガの治療方法は5つしかない!

ワキガは「腋臭症(えきしゅうしょう)」といい、治療で改善することができます。

具体的な治療法として、「ボトックス注射」「ビューホット」「ミラドライ」「シェービング法」「剪除法(せんじょほう)」の5つがあります。

それぞれどんな方法で、どういった特徴があるのかを分かりやすく表にまとめました。

■治療内容
ボトックス注射脇の下にボトックスを注入することで、汗腺の働きを抑え、汗を抑制する。
ビューホットハンドピースを当てることで脇の下に極細の36本の針を刺し、針先から出る高周波で汗腺を加熱・破壊する。
ミラドライ脇の下にマイクロ波を照射し、汗腺を破壊する。
シェービング法脇の皮膚を少し切開し、カミソリの刃がついた特殊な器具をさし込み、アポクリン腺を皮膚の裏側からまとめて削り取る。
剪除法脇のシワに沿って4~5cmほど切開し、皮膚を反転させ目視でアポクリン腺を取り除いていく。
■治療時間(両脇)
ボトックス注射5~10分程度
ビューホット20~30分程度
ミラドライ1時間程度
シェービング法1時間~1時間半程度
剪除法1~2時間程度
■効果
ボトックス注射約4~9ヶ月
ビューホット永久的な効果が期待できる
ミラドライ永久的な効果が期待できる
シェービング法永久的な効果が期待できる
剪除法永久的な効果が期待できる
■ダウンタイム(回復するまでの期間)
ボトックス注射・赤みや腫れ、痛みなどが2~3日続く場合がある。
ビューホット・赤みや腫れ、痛みがなどが2~3日続く場合がある。
・術後のかさぶたが1週間ほど続く
ミラドライ・赤みや腫れ、痛みなどが2~3日続く場合がある
シェービング法・2~3日の圧迫固定が必要
剪除法・最低1週間の圧迫固定が必要
■平均費用
ボトックス注射約71,800円
ビューホット約336,000円
ミラドライ約275,700円
シェービング法約306,900円
剪除法約364,000円(自費)
約47,100円(保険3割)

※都内クリニック5院の平均

■メリット
ボトックス注射・傷跡が残らない
・治療時間が短いため手軽に行える
・施術直後から通常の生活ができる
・1回当たりの費用が安価である
ビューホット・施術時間が短い
・傷跡が残らない
・治療の痛みがほとんどない
・施術直後から通常の生活ができる
ミラドライ・アメリカFDA認可の機器である
・傷跡が残らない
・治療の痛みがほとんどない
・施術直後から通常の生活ができる
・多汗症の改善も期待できる
・脱毛効果も得られる
シェービング法・傷跡が小さくて済む
・治療時間が短いので負担が少ない
・脱毛効果も得られる
剪除法・保険適用の場合は費用が抑えられる
・症例数が多い治療法である
・再発の可能性がとても低い
・脱毛効果も得られる
■デメリット
ボトックス注射・繰り返し通院が必要
・ワキガを完治させることはできない
ビューホット・1回では完治しない場合がある
・承認機器ではない
・取り扱っているクリニックが少ない
ミラドライ・1回で完治しない場合がある
・脇毛の量が減る
シェービング法・術後の経過によっては傷跡が目立つ
・ダウンタイムが長い
・脇毛の量が減る
・皮膚に黒ずみや小ジワができる場合がある
・通院する必要がある
・医師によって技術に差がでる
剪除法・傷跡が残る
・ダウンタイムが長い
・脇毛の量が減る
・通院する必要がある
■リスク
ボトックス注射・内出血を起こす可能性がある
・脇以外の部位で汗が増える可能性がある
ビューホット・内出血を起こす可能性がある
・やけど跡が残る可能性がある
ミラドライ・ごく稀に腕や指の力が一時的に減少する
シェービング法・ごく稀に血腫・皮膚壊死などの感染合併症を起こす
剪除法・ごく稀に化膿・血腫・皮膚壊死・しこり・ひきつれ・ケロイドを起こす
・技術者によって効果にムラがでる可能性がある
■こんな人におすすめ
ボトックス注射・脇汗を多くかく方
・切らない治療を希望する方
・ダウンタイムに時間をかけられない方
・日常生活や仕事に支障を出したくない方
ビューホット・切らない治療を希望する方
・繰り返しのボトックス注射をしたくない方
・日常生活や仕事に支障をき出したくない方
ミラドライ・切らない治療を希望する方
・承認機器での治療を希望の方
・繰り返しのボトックス注射をしたくない方
・日常生活や仕事に支障を出したくない方
・同時に脱毛も考えている方
シェービング法・傷口を最小限に抑えたい方
・同時に脱毛も考えている方
・ダウンタイム期間の休暇を取れる方
剪除法・保険を使って費用を抑えたい方
・同時に脱毛も考えている方
・ダウンタイム期間の休暇を取れる方

1-1.ボトックス注射

ボトックスに含まれるボツリヌストキシンという成分は、筋肉の動きや神経の伝達を抑制する働きをします。

そのため、ボトックスを脇の下に注入することで、汗腺の働きを抑え、汗を抑制する効果があります。
汗を抑制することで、臭いを作り出す元を軽減することができます。

治療の流れ

カウンセリングを行う
 
針を刺す箇所にマーキングを行う
 
麻酔を使用
 
片脇で約15箇所~20箇所程ボトックスを注入
 
クーリングを行い、施術終了
 
施術当日は、サウナや激しい運動、飲酒は控える

治療時間

施術自体は、510分程度で終わりますが、麻酔を使用する場合は麻酔を塗ってしばらく時間を置く必要があるため、トータルで4045分を見ておいた方がよいでしょう。

効果

ボトックスの効果を持続させるためには、49ヵ月おきに通院し、注入を定期的に行う必要があります。気軽に試せる治療法である反面、汗腺を取り除くわけではないため、効果は永久的ではありません。

施術当日の注意点

ボツリヌストキシンは熱に弱いため、効果が弱まらないようサウナや激しい運動、飲酒は控えることをおすすめします。

ダウンタイム

ダウンタイムのない施術と言われていますが、人によっては注射部位に赤みや腫れ、痛みが23日続く場合があります。脇の下なので、洋服で隠すことができるため、他人にバレる心配はありませんし、基本的には通常の生活を送ることができます。

平均費用

71,800円 ※都内クリニック5院の平均

ボトックス注射のメリット

・切らないので、傷跡が残らない
・治療時間が短いため、手軽に行える
・施術直後から通常の生活ができる
1回当たりの費用が安価である 

ボトックス注射のデメリット

・繰り返し、通院が必要である
・ワキガが完治することはない 

ボトックス注射はこんな人におすすめ!

・脇汗を多くかく方
・治療したいけど、ダウンタイムに時間をかけられない方
・切らない治療を希望されている方
・日常生活や仕事に支障を出したくない方

1-2.ビューホット

(引用:https://www.hando-cra.com/)

ビューホットは、汗を分泌させる汗腺だけを破壊する、ワキガ治療専用の機器です。

機器の先端には36本の極細の照射針がついており、それを脇の下にあて刺します。
その針の先端から汗腺組織まで熱エネルギーを照射し、汗腺組織を破壊する治療法です。

治療の流れ

カウンセリングを行う
 
照射範囲にマーキングを行う
 
局所麻酔を注入
 
両脇にビューホットを照射
 
クーリングを行い、施術終了
 ↓
施術当日から1週間の間、入浴は控える 

治療時間

2030分程度で完了します。入院や通院の必要はないため、忙しい方にもおすすめの治療法です。
カウンセリング当日に治療を受けられるクリニックも多く、カウンセリングから治療までを行う場合は、12時間を目安にしておきましょう。

効果

効果は永久ですが、1回で汗腺を完全に除去することはできません。
ですが、ワキガの症状が軽度な場合は、1回目でも満足のいく効果を得られることもあるようです。

施術当日の注意点

施術当日から1週間の間は入浴を控えていただき、脇を擦ったりしないよう気を付ける必要があります。
また、プールや海水浴へ行く場合は、施術から1ヶ月以上空ける必要があります。 

ダウンタイム

比較的ダウンタイムが短い治療ですが、術後から1週間は針跡のかさぶたが続きます。
洋服で隠れる部位なので、あまり心配はありません。

また、赤みや腫れ、痛みがでる場合がありますが23日で消失する場合がほとんどです。

平均費用

336,000
※都内クリニック5院の平均

ビューホットのメリット

・施術時間が短い
・傷跡が残らない
・治療の痛みもほとんどない
・施術直後から通常の生活ができる 

ビューホットのデメリット

1回では完治しない場合がある
・承認機器でない
・取り扱っているクリニックが少ない 

ビューホットはこんな人におすすめ!

・切らない治療を希望されている方
・繰り返しのボトックス注射をしたくない方
・日常生活や仕事に支障を出したくない方

1-3.ミラドライ

(引用:https://www.skinlaser.com/miradry/)

ミラドライは切開せずに、汗を分泌する汗腺だけを破壊する、米国FDA(※)に認定された唯一の医療機器です。

ハンドピースを脇にあてると皮膚が吸い上げられ、マイクロ波が照射されます。
このマイクロ波によって汗腺が変化し、汗をかかなくなります。

※米国FDA…アメリカ合衆国保健福祉省配下の政府機関で、日本でいう厚生労働省にあたる組織

治療の流れ

カウンセリングを行う
 
転写式のマーキングシートを脇に貼布
 
局所麻酔を注入
 
転写したマーキングに沿って、両脇にマイクロ波を照射
 
クーリングを行い、施術終了
 
施術当日から23日は入浴を控える

治療時間

1時間~1時間半ほどで終了します。入院や通院の必要もなく、当日はそのまま帰宅できます。
仕事を休む必要がなく、施術後の制限も少ないのがミラドライの特徴です。

効果

ミラドライは永久的な効果が期待できます。
基本的には1回の治療ですが、さらなる効果を希望する場合は、2回目の治療を行うことでより高い効果が期待できます。

施術当日の注意点

施術当日から23日は入浴を控えていただき、できるだけ脇に負荷がかからないよう気を付ける必要があります。

ダウンタイム

個人差はありますが、施術後に赤みや腫れ、痛みが続く場合がありますが23日で消失することがほとんどです。

平均費用

275,700
※都内クリニック5院の平均

ミラドライのメリット

・アメリカFDA認可の機器である
・傷跡が残らない
・治療の痛みもほとんどない
・施術直後から通常の生活ができる
・多汗症も改善できる
・脱毛効果も得られる 

ミラドライのデメリット

1回では完治しない場合がある
・ワキ毛の量が減る 

ミラドライはこんな人におすすめ!

・切らない治療を希望されている方
・繰り返しのボトックス注射をしたくない方
・日常生活や仕事に支障を出したくない方
・承認機器で治療を行いたい方
・同時に脱毛も考えている方

1-4.シェービング法

シェービング法とは、メスで脇の皮膚を少し切開し、特殊な器具をさし込みます。
器具の先端には、マイクロシェーバーという電気カミソリのようなギザギザした刃が付いており、皮膚の裏側からアポクリン腺(汗腺)を広範囲に渡って切除、吸い出す治療法です。

シェービング法という名前のほかにも「ローラーシェービング法」や「イナバ式」、「クワドラカット法」とも呼ばれています。

治療の流れ

カウンセリングを行う
 
局所麻酔を注入
 
ワキ毛が生えている上部を1cm程度の長さに切開
 
専用の器具を使用し、ワキ毛周辺の皮下をまんべんなく剥離
 
切開した部分を縫い合わせる
 
止血のためガーゼをワキの下にはさみ、その上からテーピング、包帯を巻きつけ、施術終了
 
施術当日は入浴を避け、3日目までは患部が濡れないようにする
※後日、経過チェックおよび抜糸のため、来院の必要あり

治療時間

施術は1時間~1時間半で終了します。
入院の必要はなく、当日はそのまま帰宅できます。

効果

シェービング法は永久的な効果が期待できる治療法です。
しかし残念ながら、効果は医師の技術に左右されることが多いため、完全に切除しきれない場合もあります。

施術当日の注意点

施術当日から抜糸までは入浴を避け、施術当日はできれば濡れたタオルで体を拭くだけにしておくのがよいでしょう。
3日目までは患部が濡れないように気を付ける必要があります。

帰宅後はできるだけ安静を心がけ、傷口が治りにくくなるような激しい動作は控えましょう。

ダウンタイム

個人差はありますが、抜糸を行う前の術後およそ1週間の間はテーピングと包帯をしたままです。
抜糸をするまでは重たいものを持つのも避け、できるだけ安静にしている必要があります。

平均費用

306,900
※都内クリニック5院の平均

シェービング法のメリット

・脱毛効果も得られる
・傷跡が小さくて済む
・治療時間が短いので負担が少ない 

シェービング法のデメリット

・術後の経過によっては傷跡が目立つ
・ダウンタイムが長い
・ワキ毛の量が減る
・皮膚に黒ずみや小ジワができる可能性がある
・通院する必要がある
・医師によって技術に差がある 

シェービング法はこんな人におすすめ!

・傷口を最小限に抑えたい方
・同時に脱毛も考えている方
・ダウンタイム期間の休暇を取れる方

1-5.剪除法(せんじょほう)

剪除法は、脇のシワに沿ってメスで45cm切開し、皮膚を反転させ、目視でアポクリン腺(汗腺)を取り除いていく治療法です。シェービング法は直接目視で確認することができないのに対し、剪除法は目でアポクリン腺の存在を確認しながら確実に除去できるのが最大のメリットです。また、唯一保険適用のワキガ治療法です。

治療の流れ

カウンセリングを行う
 
局所麻酔を注入
 
脇のシワに沿ってメスで45cm切開
 
皮膚を反転させ、目視でアポクリン腺を剥離
 
切開した部分を縫い合わる
 
止血のためガーゼをワキの下にはさみ、その上からテーピング、包帯を巻きつけ、施術終了
 
施術当日は入浴を避け、3日目までは患部が濡れないようにする
※後日、経過チェックおよび抜糸のため、来院の必要あり

治療時間

施術は12時間程度で終了します。
入院の必要はなく、当日はそのまま帰宅できます。

帰宅後は横になっている必要はありませんが、できるだけ安静が必要です。
重い物をもったり、走ったりと脇に負荷をかけないように気を付けましょう。

効果

剪除法は永久的な効果が期待できる治療法です。
一度、取り除いたアポクリン汗腺が再生する事はほとんどありません。

施術当日の注意点

施術当日から抜糸までは入浴を避け、施術当日はできれば濡れたタオルで体を拭くだけにしておくのがよいでしょう。
3日目までは患部が濡れないように気を付ける必要があります。

ダウンタイム

個人差はありますが、抜糸を行う前の術後およそ1週間の間はテーピングと包帯をしたままです。
抜糸をするまでは重たいものを持つのも避け、できるだけ安静にしている必要があります。

平均費用

364,000円(自費)
47,100円(保険3割)
※都内クリニック5院の平均

剪除法のメリット

・保険適用なため費用を抑えられる
・症例数が多い治療法である
・再発の可能性がとても低い
・脱毛効果も得られる

剪除法のデメリット

・傷跡が残る
・ダウンタイムが長い
・ワキ毛の量が減る
・通院する必要がある

剪除法はこんな人におすすめ!

・保険を使って費用を抑えたい方
・同時に脱毛も考えている方
・ダウンタイム期間の休暇を取れる方

2.失敗しないワキガ治療におけるクリニックの選び方4ヶ条

ワキガ治療で失敗しないためには、自分に合ったクリニックを選ぶことが大切になってきます。
クリニックを選ぶ際は、4つのポイントをチェックすることが重要です。

2-1.希望する治療方針があるか

筆者が調査した限り、今回ご紹介した5つの治療をすべて取り扱っているクリニックというのはありませんでした。
そのため、自分の希望する治療がそのクリニックにはあるのか下調べが必要になります。

ワキガ治療には大きく分けて「切る治療」と「切らない治療」があります。
この2つでは、術後が大きく異なります。

いざカウンセリングに行ってみて、もしかしたらあなたが望む治療がないにもかかわらず、カウンセリングで他の治療の良い面だけの情報で決めてしまうことにならないようにしましょう。

2-2.保険の適用が明記されているか

数あるワキガ治療の中で唯一、保険がきく治療法が剪除法です。

しかし、クリニックによっては保険診療を行っているところとそうでないところがあります。
その2つのクリニックでは同じ施術法であっても、費用感が大きく異なります。

保険の適用範囲内で治療を行いたい場合は、保険診療を行っているかどうか確認しましょう。

また、きちんと保険適用後の料金を記載しているクリニックであれば、会計が明朗で安心でしょう。

2-3.カウンセリングに時間をかけているか

あらかじめクリニックについて下調べをして、大丈夫と思っていても、実際にカウンセリングを受けてみないとわからないこともあります。

カウンセリングは施術の仕上がりを左右する重要な過程です。
数分で終わるところもあれば、数十分~1時間ほどじっくり時間をかけて行うところもあります。

もし医師のカウンセリングに時間をかけないクリニックだった場合は、そのクリニックでの施術は慎重になるべきです。

カウンセリングにしっかりと時間をかけ、自分の仕上がりイメージを聞いてくれるクリニックだと、安心して治療に進めるでしょう。

少しでも医師の対応などで気になることがあった場合は、別のクリニックを探してみることをおすすめします。

2-4.アフターケアが充実しているか

メスを使用する治療では、多くのクリニックが治療後にアフターケアをつけています。

アフターケアとは、治療を行う医師によるフォローのことですが、「経過チェック」や「無料相談」などがあります。
他にも、肌が荒れてしまった際に無料で薬を処方してくれるところもあります。

医師が施術において充分に気をつけていたとしても、治療後にトラブルが絶対に起こらないとはいい切れません。

このアフターケアがあることで、施術後に何か不安や問題が出てきたとしても、速やかに対応してもらうことができます。
また、新たな不安を作らないようにすることもできるでしょう。

施術後のアフターケアの体制がどのようであるか、アフターケアに追加料金は発生するのか、保証期間などが設けられているかなどをチェックしておくことが大切です。

より充実したアフターケアを提供するクリニックを選ぶことで、ワキガ治療後も安心して過ごすことができるでしょう。

3.【ミラドライvsボトックス注射vsビューホット】
―筆者がミラドライをおすすめする理由―

切らない施術には、ミラドライ・ボトックス注射・ビューホットの3種類方法がありますが、筆者はミラドライをおすすめしています。

ミラドライボトックス注射ビューホット
××

この章では、ミラドライをおすすめする理由をその他の治療法と比較をしながら、詳しく解説していきます。

切らないワキガ治療として、ミラドライ・ボトックス注射・ビューホットは近年注目を浴びています。切らないということは、当然傷あとが残らないということをイメージするかと思います。

しかし、ボトックス注射とビューホットは針を使用する施術であるため、術後1週間程度は必ず注射痕が残ります。
また医師の技術によっては、内出血が数日間目立つ可能性があります。

注射痕は一生残るものではないですが、直近で脇を見せる機会がある人や治療したことを周囲に絶対バレたくないという場合は、傷あとや注射痕の残らないミラドライがおすすめです。

3-2.リスクの低さ

ミラドライボトックス注射ビューホット

前の章でもお伝えしましたが、ボトックス注射とビューホットは針を使用する施術方法です。
医師の技術によっては、血管や神経を傷つけてしまう可能性があります。

また、針によって皮膚を傷つけるため、合併症のリスクがないとは言い切れません。

ミラドライにも、ごく稀に一時的な腕の筋肉や指の力の減少があるとされていますが、脇に複数回も針を刺す治療よりも、ミラドライに起こるリスクは低いと言えるでしょう。

3-2.リーズナブルさ

ミラドライボトックス注射ビューホット
×

ボトックス治療は何回も通う必要があるため、1回の費用は抑えられますが、トータルで考えた時には高額になる可能性があります。

都内クリニック5院の平均では、ビューホットが約336,000円、ミラドライは約275,700円とミラドライの方がリーズナブルであることがわかりました。

まとまったお金がない場合には、医療ローンや定額プランを用意しているクリニックもあるようなので、そういった支払方法を検討してみるのもよいでしょう。

4.Q&A方式で答えるワキガ治療のあれこれ

ワキガ治療を検討している方が気になる、ワキガ治療のあれこれをQ&A方式でお答えしていきます。

Q:手術中や手術後の痛みはありますか?

A:麻酔を行うため、痛みはほぼありません。

すべての施術の前に麻酔をしてから治療を行いますので、痛みはほぼ感じません。

施術後も痛み止めの薬を処方してくれるので、痛くて眠れないなど、耐えられない痛みを感じることはなく、23日程度で落ち着くことがほとんどです。

Q:症状が再発する可能性はありますか?

A.ボトックス注射以外は、再発の心配はありません。

ボトックス注射は一時的な治療になるため、通い続ける必要があります。

ボトックス注射以外の治療法については、再発の心配はありません。ただ、シェービング法や剪除法においては、汗腺を完全に除去しきれていない場合に、臭いが残る場合があります。また、ミラドライやビューホットにおいても、1回の治療で100%汗腺を破壊できるわけはないため稀に臭いが残る場合がありますが、一度破壊した汗腺が再発することはありません。

Q:ワキガ治療は入院しないといけないですか?

A:入院の必要はありません。

今回紹介した5つのワキガ治療は、入院の必要なく日帰りで行うことが出来ます。

シェービング法と剪除法に関しては、術後安静にしている必要があるため、無理に出勤するのではなく、仕事を休める環境にあるのなら、数日間休養を取ることをおすすめします。

5.まとめ

ワキガの治療には、大きく分けて「切る治療」と「切らない治療」があるということがお分かりいただけたかと思います。

近年では、切らないワキガ治療を扱うクリニックが増えたことで、今まで治療に踏み切れなかったという方でも、安心して治療を受けることができるようになってきています。
それぞれの治療法は下記にまとめられます。

 切らない治療

・ボトックス注射
・ビューホット
・ミラドライ

切る治療

・シェービング法
・剪除法

このように、ワキガ治療にはさまざまな方法があり、それぞれ一長一短です。

しかし、なるべくなら切らないで治療を行いたいという方も多いはずです。その方には筆者はミラドライをおすすめしています。

治療はなかなか勇気のいることですが、悩みが解消されることで、自信に繋がるでしょう。

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