男性の毎朝のルーチンとして当たり前になっているヒゲ剃りですが、煩わしいと感じている方も多いのではないでしょうか?
実際に行ったアンケートで、ヒゲ(髭)が脱毛したい部位第一位に選ばれたことから見ても、その人気の高さや多くの男性がヒゲに悩まされていることが伺えます。
実施期間:2017年10月25日~2017年10月26日
調査方法:インターネット調査
対象者:現役大学生
有効回答数:男性109、女性132
特にヒゲ脱毛の中でも鼻下に悩みを抱えている方は多く、申し込みでも鼻下や鼻下を含むプランは圧倒的な人気を誇ります。
そんな鼻下の脱毛には5つの方法があります。
「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛(針脱毛)」「エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)」「家庭用脱毛器」「ワックス脱毛」です。
さらにこれらを分類わけすると、「永久脱毛ができる」医療レーザー脱毛、ニードル脱毛(針脱毛)、「抑毛効果が期待できる」エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)、家庭用脱毛器、「除毛ができる」ワックス脱毛となります。
永久脱毛ができる | ・医療レーザー脱毛 ・ニードル脱毛 |
抑毛効果が期待できる | ・エステ脱毛 ・家庭用脱毛器 |
除毛ができる | ・ワックス脱毛 |
この部分を押さえていなければせっかく脱毛をして悩みを解消しようと思っても、それができず、後悔に繋がってしまう可能性があります。
そこで今回は「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛(針脱毛)」「エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)」「家庭用脱毛器」「ワックス脱毛」について、それぞれがどういった方法なのかをご紹介します。
自分に合った方法を見つけ、鼻下のヒゲ脱毛のきっかけとしてみてください。
目次
1.鼻下のヒゲ(髭)脱毛する方法一覧【早見表】
鼻下の脱毛方法にはいくつか種類があります。それぞれの特色があるので、効果や痛み、価格などをしっかりと見極め、自分にベストな方法を選ぶようにしましょう。
なお、一般的に鼻下の脱毛は、縦は鼻のすぐ下~唇の上、横は唇と同じくらいの幅、ほうれい線の内側が範囲とされます。
◎ニーズ
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ・できるだけ早く鼻下のヒゲをなくしたい ・永久的に鼻下のヒゲをなくしたい ・鼻下のヒゲを一気に処理したい |
ニードル脱毛 | ・金銭的に余裕がある ・永久的に鼻下のヒゲをなくしたい ・鼻下のヒゲの一部をなくしたい | |
抑毛 | エステ脱毛 | ・時間に余裕がある ・痛みに弱い ・通いやすさを重視したい |
家庭用脱毛器 | ・自宅で済ませたい ・自分のタイミングで脱毛したい | |
除毛 | ワックス脱毛 | ・自宅で済ませたい ・今すぐに鼻下のヒゲをなくしたい ・一時的に鼻下のヒゲをなくしたい |
◎回数
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | 5~8回 |
ニードル脱毛 | 5~8回 | |
抑毛 | エステ脱毛 | 10~20回 |
家庭用脱毛器 | 15回以上 | |
除毛 | ワックス脱毛 | 終わりなし |
◎平均費用
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | 平均34,900円 |
ニードル脱毛 | 35本 平均2,500円 | |
抑毛 | エステ脱毛 | 平均40,010円 |
家庭用脱毛器 | 平均43,096円 | |
除毛 | ワックス脱毛 | 平均2,000円 |
※医療レーザー脱毛全国26院、エステ脱毛全国6店舗、家庭用脱毛器8製品の平均価格
(医療レーザー脱毛5回、エステ脱毛10回の料金)
◎期間
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | 半年~2年 |
ニードル脱毛 | 半年~2年 | |
抑毛 | エステ脱毛 | 1年半~3年 |
家庭用脱毛器 | 1年半以上 | |
除毛 | ワックス脱毛 | 終わりなし |
◎メリット
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ・永久脱毛の効果が期待できる ・広範囲にわらるヒゲを短期間で処理できる ・医師や看護師が常駐しているため安全性が高い ・医療機関のみでしか取り扱えない麻酔の使用が可能 |
ニードル脱毛 | ・永久脱毛の効果が期待できる ・医療レーザー脱毛では処理できない白髪や産毛にも効果的 ・医師や看護師が常駐しているため安全性が高い ・医療機関のみでしか取り扱えない麻酔の使用が可能 | |
抑毛 | エステ脱毛 | ・プロによるムラのない抑毛が期待できる ・1年半~3年通えば、毛の生えてくるペースが遅くなり自己処理の手間が省ける ・キャンペーンが多く格安で脱毛ができることが多い |
家庭用脱毛器 | ・衛生面で安心できる ・いつでも気軽に使用できる ・予算や希望に合った製品を選べる | |
除毛 | ワックス脱毛 | ・いつでも気軽に使用できる ・即効性がある ・カミソリより自己処理の回数が少なくて済む |
◎デメリット
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ・白髪には脱毛効果が得られない ・過度な日焼けをした肌には照射ができない ・個人差はあるが部位によっては強い痛みを伴う |
ニードル脱毛 | ・脱毛前にヒゲを伸ばす必要がある ・多くの施術時間を要する ・他の脱毛方法と比較すると費用が高い ・痛みに耐える時間が他の脱毛方法より長い ・技術者が少ない | |
抑毛 | エステ脱毛 | ・効果を実感するまでの期間が長い ・火傷や肌トラブルなどの処置ができない ・永久的な脱毛効果はない |
家庭用脱毛器 | ・効果を実感するまての期間が長い ・永久的な脱毛効果はない ・肌トラブルが起きても自己責任 ・仕上がりにムラがでてしまう可能性が他より高い | |
除毛 | ワックス脱毛 | ・脱毛、抑毛の効果はなくすぐ生えてくる ・毛を抜く際に強い痛みが伴う ・内出血やかぶれが発生する危険性がある |
◎注意点
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | ・日焼けした肌、ほくろやタトゥーがある箇所には、 火傷のリスクが高まるため照射できない ・毛抜きでの処理は脱毛効果が得られなくなるためNG |
ニードル脱毛 | ・毛が生えている状態でないと脱毛できないため、施術前の自己処理や毛抜きはNG | |
抑毛 | エステ脱毛 | ・日焼けした肌、ほくろやタトゥーがある箇所には、 火傷のリスクが高まるため照射できない ・毛抜きでの処理は脱毛効果が得られなくなるためNG |
家庭用脱毛器 | ・強い光から目を守るためには、サングラスの着用が必須 ・日焼けした肌、ほくろやタトゥーがある箇所には、 火傷のリスクがたかまるため照射できない | |
除毛 | ワックス脱毛 | ・ワックス脱毛後は皮膚表面に毛が見えないので、 生え揃うまで永久脱毛、抑毛ができない |
◎ニーズ
永久脱毛 | 医療 レーザー 脱毛 | ・できるだけ早く鼻下のヒゲをなくしたい ・永久的に鼻下のヒゲをなくしたい ・鼻下のヒゲを一気に処理したい |
ニードル 脱毛 | ・金銭的に余裕がある ・永久的に鼻下のヒゲをなくしたい ・鼻下のヒゲの一部をなくしたい | |
抑毛 | エステ 脱毛 | ・時間に余裕がある ・痛みに弱い ・通いやすさを重視したい |
家庭用 脱毛器 | ・自宅で済ませたい ・自分のタイミングで脱毛したい | |
除毛 | ワックス 脱毛 | ・自宅で済ませたい ・今すぐに鼻下のヒゲをなくしたい ・一時的に鼻下のヒゲをなくしたい |
◎回数
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | 5~8回 |
ニードル脱毛 | 5~8回 | |
抑毛 | エステ脱毛 | 10~20回 |
家庭用脱毛器 | 15回以上 | |
除毛 | ワックス脱毛 | 終わりなし |
◎平均費用
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | 平均34,900円 |
ニードル脱毛 | 35本 平均2,500円 | |
抑毛 | エステ脱毛 | 平均40,010円 |
家庭用脱毛器 | 平均43,096円 | |
除毛 | ワックス脱毛 | 平均2,000円 |
※医療レーザー脱毛全国26院、エステ脱毛全国6店舗、家庭用脱毛器8製品の平均価格
(医療レーザー脱毛5回、エステ脱毛10回の料金)
◎期間
永久脱毛 | 医療レーザー脱毛 | 半年~2年 |
ニードル脱毛 | 半年~2年 | |
抑毛 | エステ脱毛 | 1年半~3年 |
家庭用脱毛器 | 1年半以上 | |
除毛 | ワックス脱毛 | 終わりなし |
◎メリット
永久脱毛 | 医療 レーザー 脱毛 | ・永久脱毛の効果が期待できる ・広範囲にわらるヒゲを短期間で処理できる ・医師や看護師が常駐しているため安全性が高い ・医療機関のみでしか取り扱えない麻酔の使用が可能 |
ニードル 脱毛 | ・永久脱毛の効果が期待できる ・医療レーザー脱毛では処理できない白髪や産毛にも効果的 ・医師や看護師が常駐しているため安全性が高い ・医療機関のみでしか取り扱えない麻酔の使用が可能 | |
抑毛 | エステ 脱毛 | ・プロによるムラのない抑毛が期待できる ・1年半~3年通えば、毛の生えてくるペースが遅くなり自己処理の手間が省ける ・キャンペーンが多く格安で脱毛ができることが多い |
家庭用 脱毛器 | ・衛生面で安心できる ・いつでも気軽に使用できる ・予算や希望に合った製品を選べる | |
除毛 | ワックス 脱毛 | ・いつでも気軽に使用できる ・即効性がある ・カミソリより自己処理の回数が少なくて済む |
◎デメリット
永久脱毛 | 医療 | ・白髪には脱毛効果が得られない ・過度な日焼けをした肌には照射ができない ・個人差はあるが部位によっては強い痛みを伴う |
ニードル 脱毛 | ・脱毛前にヒゲを伸ばす必要がある ・多くの施術時間を要する ・他の脱毛方法と比較すると費用が高い ・痛みに耐える時間が他の脱毛方法より長い ・技術者が少ない | |
抑毛 | エステ 脱毛 | ・効果を実感するまでの期間が長い ・火傷や肌トラブルなどの処置ができない ・永久的な脱毛効果はない |
家庭用 脱毛器 | ・効果を実感するまての期間が長い ・永久的な脱毛効果はない ・肌トラブルが起きても自己責任 ・仕上がりにムラがでてしまう可能性が他より高い | |
除毛 | ワックス 脱毛 | ・脱毛、抑毛の効果はなくすぐ生えてくる ・毛を抜く際に強い痛みが伴う ・内出血やかぶれが発生する危険性がある |
◎注意点
永久脱毛 | 医療 レーザー 脱毛 | ・日焼けした肌、ほくろやタトゥーがある箇所には、 火傷のリスクが高まるため照射できない ・毛抜きでの処理は脱毛効果が得られなくなるためNG |
ニードル 脱毛 | ・毛が生えている状態でないと脱毛できないため、施術前の自己処理や毛抜きはNG | |
抑毛 | エステ 脱毛 | ・日焼けした肌、ほくろやタトゥーがある箇所には、 火傷のリスクが高まるため照射できない ・毛抜きでの処理は脱毛効果が得られなくなるためNG |
家庭用 脱毛器 | ・強い光から目を守るためには、サングラスの着用が必須 ・日焼けした肌、ほくろやタトゥーがある箇所には、 火傷のリスクがたかまるため照射できない | |
除毛 | ワックス 脱毛 | ・ワックス脱毛後は皮膚表面に毛が見えないので、 生え揃うまで永久脱毛、抑毛ができない |
2.鼻下のヒゲ(髭)を確実になくすなら医療脱毛を選択
鼻下のヒゲを確実に脱毛したいならば、書き出しや、前章の早見表の記載通り、医療レーザー脱毛かニードル脱毛の2択となります。
この2つは医療行為として扱われる「医療脱毛」に分類され、医療機関でのみ行うことが許されています。
もちろん、施術にあたるのも医療従事者です。
医療レーザー脱毛
黒い色素(メラニン)にのみ反応するというレーザーの特性を利用し、毛乳頭にダメージを与える事で永続的に脱毛効果を持続させる方法
ニードル脱毛(針脱毛)
毛穴ひとつひとつに対して針を差し込み、毛穴奥深くある毛乳頭に電気を与えることで、発毛因子を死滅させる脱毛方法
2-1.1回の施術で鼻下のヒゲは完全に無くなるわけではありません
医療脱毛の場合、ヒゲの濃さや毛質・肌質によって脱毛が完了するまでに最低5回程度の施術を要します。
1回の施術で脱毛が完了しないのは毛周期が関係しており、効果をしっかり出すためには、1回目の医療レーザー脱毛、ニードル脱毛を受けた後は、退行期・休止期が過ぎるのを待ち、成長初期・成長期になってから2回目の医療レーザー脱毛、ニードル脱毛を行う必要があります。
この、成長初期・成長期・退行期・休止期の4つのサイクルのことを毛周期といい、1サイクルがヒゲを含む顔の場合6~8週間と言われています。
医療レーザーとニードル脱毛で永久脱毛効果があるのは、成長初期・成長期の毛だけのため、1回施術を受けただけではすぐに脱毛効果を実感することは少ないでしょう。
また、目安として適度に薄くしたいなら5~8回、ツルツルにしたい場合には8~10回の施術が必要となります。
ただし、この回数はあくまでも目安であり、人によってヒゲの濃さや毛質・肌質は変わるので、カウンセリングの際に医師とよく相談をして回数を決める必要があります。
2-2.鼻下の医療レーザー脱毛の平均費用は34,900円
鼻下のヒゲを脱毛する場合、医療レーザー脱毛の平均費用は5回で34,900円(※)です。
※都内脱毛クリニック26院の鼻下5回料金の平均値(料金の合算÷26)
ただし照射範囲については注意が必要です。
一章でも述べた通り、一般的に「鼻のすぐ下~唇の上、横は唇と同じくらいの幅、ほうれい線の内側を範囲とされる」とは言っても、クリニックによって対象範囲に差がある場合があります。
そこをきちんと知っておかないと一部だけが脱毛された、変に残ってしまった、ということが起こりかねません。
鼻下の照射範囲から出てしまう場合には、他の部位とも合わせて照射を考えた方が良いかもしれません。
また、脱毛料金の他にも剃毛料やキャンセル料、さらに肌トラブルがあった際の診察代など別途でかかり、当初の予定よりも高くついてしまう可能性もあります。
脱毛料金の他にかかる料金やクリニックごとに行っている保証制度をしっかりと見極めることが重要です。
ニードル脱毛(針脱毛)の場合
毛穴1つ1つに手作業で針を差し込み、電気を流す脱毛方法のため、ヒゲ1本に対して○○円、もしくは〇分で○○円という料金体系が多く、高額になりがちです。
相場は35本で平均2,500円と少々分かりにくいのですが、ヒゲの濃さや範囲の広さによって変わり、場合によっては100万円以上かかることもあります。
2-3.鼻下の医療脱毛の注意点
●痛みについて
鼻下の脱毛を始める前に知っておきたいこととして、痛みがあげられます。
ヒゲは全身の中でも特に強い痛みを感じやすい部位ですが、その中でもヒゲが密集している鼻下は、痛いという声が特に多い部位です。
しかし、医療脱毛は医療機関で行うため、麻酔を使用することが可能です。
麻酔の使用で、痛みを最小限に抑えることが可能です。
●日焼けやほくろ、タトゥーについて
別の注意点として、医療レーザー脱毛では「一定以上の日焼け」「ほくろ、タトゥーのある箇所」への照射ができないというものがあります。
ヒゲの黒い色素(メラニン)に反応するレーザーを使用することから、日焼けした肌やほくろ、タトゥーにもレーザーが反応をしてしまい、その部分が火傷を負ってしまう危険性があるからです。
日焼けの具合や該当箇所がある場合には、照射を見送るか、その部分を避けて照射を行います。
●副作用
ここまでにご紹介した通り、脱毛は医療行為です。医療行為には必ず副作用やトラブルが起こるリスクがつきものです。
しかし、医療機関であれば医師が常駐しており早急な対応が可能なため、何かトラブルがあった際も安心です。
ここでは脱毛の副作用について簡単にご紹介いたします。
照射直後の赤みやヒリヒリ感、むくみ(炎症性浮腫)
施術をした後に見られる皮膚の炎症反応です。
大抵は時間の経過と共にすぐに治まりますが、肌の弱い方は数日ヒリヒリ感が残る可能性があります。
毛嚢炎
脱毛した箇所に白いニキビのようなものや赤いブツブツができる症状です。
施術の刺激によって毛穴が傷つき、そこにブドウ球菌が集まることで炎症を起こすことがあります。
この炎症が毛嚢炎です。
火傷(やけど)
ヒゲの濃さやその日のお肌の状態など、個人差を見極めた上で、それぞれにあった出力で施術を行う必要があります。
お肌の保湿具合などを見誤り、必要以上の出力で施術を行うと、火傷を引き起こす可能性があります。
打ち漏れ
施術のミスにより、部分的にヒゲが残ってしまうことを差します。
しかし、施術後すぐにヒゲが抜けなければ打ち漏れというわけではありません。
一か所に集中してヒゲが残っていたり、一列ヒゲが残っていたりすると打ち漏れである可能性が高いです。
泥棒ヒゲ
照射後に、一時的にヒゲが濃く見える症状です。
実際に濃くなったわけではなく、皮膚表面に出てきていない毛がレーザー照射の熱により膨張して、皮膚表面に透けて見えている状態です。
毛にハリやコシがなく、照射後は皮膚もむくんでいるためヒゲ剃りでの処理が難しくなる場合がほとんどです。
個人差はあるものの、基本的に一定期間を過ぎると抜け落ち解消されます。
※ニードル脱毛の場合は、すぐにヒゲが抜け落ちるので、この症状は基本的には見られません。
増毛化・硬毛化
増毛化・硬毛化とは、医療レーザー脱毛において照射を受けた部位の産毛が逆に濃くなったり、太くなったりする症状です。
ヒゲは太く、濃い毛が生えているので、起こる可能性は他の部位と比べると低いですが、0%ではありません。
増毛化・硬毛化の原因には諸説ありますが、はっきりとした原因は未だ解明されておりません。
3.鼻下のヒゲ(髭)をなくす医療脱毛以外の方法の詳細
医療脱毛以外の方法としてエステサロン等で行えるエステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)や自宅で行える家庭用脱毛器・ワックス脱毛が挙げられますが、いずれも抑毛効果もしくは一時的な除毛に留まり、根本から毛をなくすことはできません。
3-1.プロの手を借りて自己処理の手間を軽減させるならエステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)
エステサロンで行われており、抑毛ジェルを塗って特殊な光を発する機械を当てることで毛の成長を遅らせる、弱らせる方法です。
医療レーザー脱毛機と原理は似ていて、メラニンに反応する光を使い、毛を弱らせるせるというものです。
医療レーザーと比較すると光のエネルギーは圧倒的に弱く、エステ脱毛で行う光の出力エネルギーでは毛乳頭を破壊できず、発育を遅らせる効果のみのため、エステサロンに通い続ける必要があります。
照射後は、2〜3週間をかけてまばらに抜け落ちていきます。
自己処理を行う手間を考えると、通っている期間中は自己処理の回数が減り、研修を積んだエステティシャンにお願いできるため、自己処理による肌トラブルのリスクも軽減されます。
日本スキン・エステティック協会
(https://www.jsa-cpe.org/public/static/press/mechanism_laser/imgs/practical_skill_theory.pdf)
3-2.自宅にいながら抑毛効果が期待できる家庭用脱毛器
庭用脱毛器に長期的な脱毛効果を出す力はありません。
原理は医療レーザーとほぼ同じですが、エステ脱毛で行われる光よりもさらにエネルギーが弱く、効果もその分弱くなります。
照射後は、2〜3週間をかけてまばらに抜け落ちますが、その後また毛が生えます。
家庭用脱毛器を使用する場合、メーカーによっても異なりますが、業界最大の家庭用脱毛器でも2cm×3cmと照射口が狭いため、ヒゲなど狭い範囲を照射する場合でも、手間と時間がかかってしまいます。
メリットとしては、わざわざクリニックやエステサロンに出向く必要がなく、気軽に自宅で使用できることでしょう。
3-3.見た目の即効性を重視するならワックス脱毛
ワックス脱毛とは、ワックスと呼ばれる液体を肌に塗り、ヒゲとワックスとが接着する性質を利用し、引きはがす脱毛法です。
ワックス脱毛はただヒゲを引き抜くだけであるため、毛乳頭を破壊することはできず、繰り返し行う必要があります。
しかし、ワックスを引きはがせばすぐに除毛できるので、見た目についての即効性は高いと言えます。
ただし、ヒゲは他のムダ毛よりも太く根深いため、お肌や毛穴への負担が大きく、埋没毛などの肌トラブルのリスクが非常に高いので、鼻下に使用するのはおすすめできません。
脱毛クリームは顔に使えない
脱毛クリームとは、肌に塗ることで、表面に生えている毛を溶かすクリームですが、薬剤が使われているため肌に多少なりとも影響が出ます。
体の中でも特に皮膚が薄い顔はとても敏感なため、脱毛クリームでは肌に与えるダメージが大きく、肌に優しいと言われるアルカリ性が弱い薬剤と天然素材の使用方法にでさえ、顔には使用しないでくださいと記載されています。
また、目や鼻の粘膜部分にも近いため、そういった部分にも異常をきたす可能性もあります。
このようにヒゲで脱毛クリームを使用するのはとってもリスクの高い行為になりますので、使用しないようにしましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
鼻下のヒゲ脱毛は、医療脱毛で行う場合高い効果を発揮しますが、ツルツルにするまでには8回~10回、適度に薄くする場合には5回~8回の照射を要します。
しかし、医療脱毛であれば他のどの脱毛方法よりも最も短い期間で永久脱毛効果を得ることができます。
エステ脱毛や家庭用脱毛器は光の出力に上限があるため、痛みは少なく済みますが、その分脱毛効果は弱いです。
また、ワックス脱毛は手軽にヒゲの処理ができますが、一時的な除毛であるため、ツルツルな状態を保つためには繰り返し行う必要があります。
何を重視するかで選ぶべき方法も変わってきますので、ぜひ参考にしていただき、鼻下のヒゲ脱毛のきっかけにしてみてください。