男性のヒゲ(髭)に対して、女性がどのように思っているのか気になったことはありませんか?
ツルツルが良いのだろうけど、ヒゲが上手く処理できなかったり、青くなってしまうなら思い切って生やしていまおうかと思ったり、ヒゲとの接し方にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
詳しくは後述しますが、とあるアンケート調査では、女性の80%以上がヒゲに対してマイナスなイメージを持っているというデータが出ています。
理由として多く見られるのが、清潔感に関するものや触り心地に関するものなど。
また女性だけに限らず、ビジネスの場においてもヒゲは嫌われています。
ある調査によると、人事の99.4%が「身だしなみや清潔感を面接の判断基準のひとつ」としているようです。
服装や髪型と同じように、あなたのヒゲが判断材料になるわけです。
そこで今回は、なぜヒゲが嫌われ悪い印象を与えてしまうのか、そしてどのような対処をすれば好印象になるのか、それらについて取り上げました。
自分のヒゲと良い付き合いをするために、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.女性から嫌われる理由
冒頭で女性の80%がヒゲを嫌いだとお伝えしました。*1
※1出典 マイナビウーマン 有効回答数133名
多くの女性がヒゲを嫌っているということですが、ではその理由はどういったものなのでしょうか。
web上の声(※2)を拾ってみると、4つの大きなカテゴリーに分けることができることに気づきます。
そのカテゴリーごとに女性から寄せられた意見をまとめましたので、そこからヒゲが嫌われる理由を見ていきましょう。
1-1.清潔感に関するもの
もっとも多く見られる意見のひとつが、この清潔感に関するものでした。
- ・不衛生な感じがするから
- ・清潔感がなく汚く見えるので
- ・爽やかではない
- ・汁物を飲んだ時に口ヒゲが濡れて光ってたりすると気持ち悪い
- ・生理的に無理
- ・ラーメンを食べたときにヒゲに付きそうで嫌
- ・無精ヒゲは貧乏くさいし汚い
- ・なんとなく不潔な感じがするので
- ・清潔感を感じないから、ヒゲが生えてる人は苦手
- ・清潔感が無いのが一番嫌です
- ・汚らしいからイヤ
- ・整ってなくて、清潔感のないヒゲは気になります
- ・貧乏くさいし不潔っぽいからヤダな
- ・それなりに手入れをしているならまだ良いけれど、大概の髭は不衛生な感じがします。
- ・汁物のカスとか着いてて汚そう…
- ・よっぽどのイケメンじゃないと不潔っぽい
など、ヒゲに対しての嫌悪感が強く出ています。
しかし、すべての女性がヒゲに嫌悪感を抱いているかと言うと、そうでは無いようです。
- ・整えてあるヒゲなら好きです
- ・手入れされているヒゲなら好き
- ・清潔感あるヒゲは好きです
- ・顔が濃い人はヒゲが似合う気がする
- ・ヒゲを生やすことでバランスが取れる人もいる
- ・似合っていれば良い、ワイルドでカッコイイから
こういったように、ある一定以上のこだわりを感じられるヒゲに関しては、理解を示してくれる女性も居るようです。
やはり重要なのは「清潔感」。
無精髭のような手入れのされていないヒゲは、不潔でだらしない印象を与えてしまい、嫌われる理由となってしまうようです。
1-2.触り心地に関するもの
では、手入れの行き届いた清潔感のあるヒゲなら非難されないのでしょうか。
残念ながら、清潔感だけでなく触り心地についても意見が寄せられています。
- ・嫌いではないけれどジョリジョリするのは邪魔
- ・伸びかけのヒゲはかなり痛く、ちょっとした凶器だから
- ・キスするときに邪魔。痛いし
- ・エッチの時痛い
- ・触れた時にチクチクするのが本当に嫌。それで彼氏と別れたことある
- ・チクチク痛い。長芋でも擦れるんじゃなかろうか
- ・チクチクするから嫌
- ・ジョリジョリするのは痛いから
- ・洒落にならない位痛い。あれは凶器だ。
- ・見る分にはいいけどキスする時は好きじゃない
- ・ガリガリバサバサしていて気持ち悪い
- ・ヒゲを伸ばしていると触りたいと思えない
など、女性は肌に触れた際の刺激を嫌っているようです。
子供が父親のジョリジョリしたヒゲを嫌がるシーンなど見かけたりしますが、大人になってもこのジョリジョリが嫌いな人が少なくないようです。
1-3.見た目に関するもの
清潔感や触り心地とは少し違った視点の意見もあります。
- ・あんまり似合う人を見かけない
- ・似合う人と似合わない人がはっきり分かれると思う
- ・日本人には似合わない
- ・むさ苦しいので嫌いです
- ・似合ってる一般人いない
- ・疲れているように見える
など、単純なルックスとしても重要な要素であるようです。
髪型などと同じく、似合っているかどうか、また、そこにこだわりがあるかどうか、こういった要素で判断する女性もいるということです。
1-4.内面に関するもの
ヒゲに関しての印象として、見た目という外見に留まらず、女性はヒゲ男子の内面にも気になることがあるようです。
- ・何頑張っちゃってんの?って感じです
- ・何かを隠してるように思える
- ・オシャレヒゲはナルシストっぽい
- ・胡散臭くみえる
- ・禿げてるのにヒゲ生やしてる人はエロい感じがする
- ・ナルシストな男がやると激しい嫌悪感が生まれます
- ・ヒゲの男性はだらしないイメージがある
など、その人の潜在意識の表れだと感じる女性もいるようです。
実際の内面がどうであれ、第一印象からハンデを背負い余計な誤解を招く可能性があると言えます。
※2参考
・日本人女の「ヒゲ男」嫌いは異常
https://matome.naver.jp/odai/2139512593660158701?page=2
・まるで凶器!?女性がヒゲを本気で嫌いなことが分かる理由3選
https://re-mens.com/1/
・女性の85.0%がNG! 男性の「ヒゲ」が嫌いな理由って?|「マイナビウーマン」
https://woman.mynavi.jp/article/150709-47/
・「男性の無精ひげ」は好きですか?「嫌い:82.8%」|「マイナビウーマン」
https://woman.mynavi.jp/article/130925-097/
・男のヒゲは嫌われる!?100人の女の子に本音を聞いてみた件 | やってみた
https://liginc.co.jp/324863
・男性のヒゲが嫌いな理由は?女性100人に聞きました!
http://www.ryudai-career.org/info/detail.php
2.ビジネスにおいてヒゲ(髭)が嫌われる理由
女性だけがヒゲを嫌うかというと、そうではありません。
ビジネスの現場においては、性別に関係なくヒゲが嫌われる場面があります。
ビジネスマンとしてのマナーを問われたり、身だしなみすら整えられないやつは仕事もできない、と思われてしまう場合もあるようです。
ここではそういった、身だしなみや清潔感の重要性について、人事部の採用担当者へのアンケート*3を元に見ていきます。
※3
実施期間:2017年2月21日~2017年2月22日
調査方法:インターネット
調査対象者:現役人事担当者
有効回答数:309
2-1.身だしなみが与える影響
採用担当者は「身だしなみ」についてどのような考えを持っているのでしょうか。
- ・身だしなみは社会人の基本中の基本。
- ・外見は内面の表れ
- ・面接の時に身だしなみに気を使えない人はまず採用しないです。
- ・受け答えでのちょっとしたマイナスイメージが、身だしなみや清潔感でのマイナスイメージと合わさって、よりマイナスイメージが強くなってしまうことがある。
これだけ見ても、身だしなみは社会人としての最低限のマナーだという認識があるのがわかります。
実際、面接において重視しているポイントを聞いてみると、「身だしなみ」は志望動機や理論的思考よりも上だとわかりました。
また、興味深い質問項目として「身だしなみが整っていない人(清潔感がない人)に比べて、身だしなみが整っている人(清潔感がある人)は選考を通過する確率は上がりますか?」というものがあります。
結果として96.4%の人が「通過する確率は上がる」と回答しています。
採用担当者の本音として、「身だしなみだけで決めることは無い」と言う反面、「同じ程度の能力であれば身だしなみにより気を配れる人間を採りたい」というものがあるようです。
2-2.身だしなみのチェックポイント
一言に身だしなみと言っても、チェックポイントは多くあります。
ヒゲはもちろんのこと、スーツのシワや汚れ、寝ぐせなどを含む髪型など、どのポイントが印象を悪くするのでしょうか。
ズバリ「身だしなみが整っていない(清潔感がない)と印象が悪くなるポイントはどこですか?」とアンケートを取ったところ、70%の方々が寝癖とヒゲを挙げました。
寝癖については、出かける準備に多くの時間を取ることで解消されそうですが、ヒゲはそうとも言い切れません。
アゴ下などの部位に関しては、目での確認が難しく剃り残しを誘発し、また、しっかりとヒゲを剃っても青ヒゲになってしまう人も居るでしょう。
剃り残しや青ヒゲは、ただ生えているヒゲよりも清潔感に欠け、余計に不快感を与えてしまう場合があります。
3.ヒゲ(髭)での減点を回避するためには
男性のヒゲが嫌われる理由について、女性と採用担当者、それぞれの立場で見てきました。
どちらについても「清潔感」が無いことで嫌われ、「清潔感」への気配りや相手からどう見られているのかという意識が欠けていることが、大きな減点となるようです。
では、どのようにしたらその減点は回避できるのでしょうか。
3-1.ヒゲをきれいに剃る
減点の原因であるヒゲをしっかりと剃り、清潔感ある口周りを維持することで、減点される隙を与えないようにするものです。
ヒゲを剃る場合、注意すべきは剃り残しとカミソリ負けです。
これらは正しい方法でヒゲを剃ることである程度は対応できます。
では正しい方法とはどういうものでしょうか。
多くの場合、T字カミソリか電気シェーバーを使ってヒゲを剃るかと思いますが、使う道具によって手順が変わるのはご存知でしょうか。
簡単にご紹介すると下記のようになります。
●T字カミソリの場合
1.まずはヒゲを蒸らす
2.ヒゲを剃る際は、まずはヒゲの流れに合わせて剃る
3.より深剃りしたい場合はヒゲの流れに逆らって剃る
●電気シェーバーの場合
1.ヒゲは蒸らさずに剃る
2.最初からヒゲの流れに逆らって剃る
手順以外にも、それぞれ一長一短があるので、自分のお肌に合った方法を探してみてください。
ヒゲの剃り方に関して、もっと詳しく知りたい方はこちら。
印象を左右?!大事な仕事やデート前に確認したい「正しくヒゲを剃る方法」
3-2.ヒゲを整える
ヒゲを全て無くすことに抵抗がある方も居るかと思います。
しかし、そのデザインには注意が必要です。
ヒゲの形や毛量が自分に似合っていないと、大きな減点対象となってしまうためです。
自分に合ったデザインを見つけるうえでポイントになるのは、「顔の輪郭」です。
顔の輪郭に合ったデザインを選ぶことで、相手に与える印象は変わるでしょう。
また、ヒゲの長さについても気を付けなければなりません。
顔の輪郭に合ったデザインを選んでいたとしても、そのヒゲがあまりに長いようですと、清潔感に欠けた印象を与え、嫌われてしまいます。
目安として、ヒゲの長さは6cm前後に収めるのが良いでしょう。
あまりに長いヒゲは不衛生な印象を与えてしまうので、ヒゲを蓄える場合はこまめな手入れが必要になります。
自分に合ったデザインを知りたい方はこちら。
85%からヒゲは悪印象!?清潔感を損なわないための毛量と形を徹底解説
ヒゲの手入れについて知りたい方はこちら。
【動画付き】部位別ヒゲの簡単手入れ方法徹底解説!全てはヒゲの長さで決まる!
3-3.ヒゲを無くす
減点の原因そのものを無くしてしまおうという選択肢です。
しっかりとヒゲを剃るにしても、ある程度まとまった時間が必要ですし、剃り残しやカミソリ負けのリスクが解消されるわけではありません。
そんなリスクを回避するために、「脱毛」という方法があります。
「脱毛」とは、毛穴の奥深くにある発毛を促す細胞を破壊することで、ヒゲやムダ毛を生えてこないようにしようとするものです。
細胞を破壊することから医療行為とされており、医師のいるクリニックでしか扱えないと法令により決まっています。
これを医療脱毛と言います。
医療脱毛には、医療レーザー脱毛とニードル脱毛(針脱毛)の2種類があります。
これらには永久脱毛の効果が期待でき、剃り残しやカミソリ負けでなく、青ヒゲなどについても解消してくれるでしょう。
「脱毛」というと医療脱毛の他に「エステ脱毛」というものも見かける機会があるかと思います。
エステ脱毛は文字通りエステサロンで行う脱毛のことです。
とはいえ、エステサロンはクリニックではないため、本来の意味での脱毛を行うことはできません。
効果としては、一時的な減毛や抑毛にとどまるため、基本的に永久脱毛の効果は見込めません。
また、施術をしない期間が長くなるとヒゲは再び生えてくるので、エステサロンに通い続ける必要があります。
※ 一般社団法人日本エステティック振興協議会
(http://esthe-jepa.jp/depilation/)
日本スキン・エステティック協会
(https://www.jsa-cpe.org/public/static/press/mechanism_laser/imgs/practical_skill_theory.pdf)
また、ヒゲを残したい場合でも医療脱毛が効果的です。
医療レーザー脱毛、ニードル脱毛ともに、デザインしたヒゲだけを残し不要なヒゲを無くすことができます。
また、医療レーザー脱毛であれば、照射回数やレーザーの出力を調整することで、全体的にヒゲを薄くすることも可能です。
全てのヒゲを無くしたり、デザイン脱毛やヒゲを薄くすることで、日々のお手入れを楽にし、清潔感を保ちやすくすることができます。
4.ヒゲを無くすことで得られるメリット
ヒゲをきれいに剃ったり、しっかり整えたりすることで与える印象を良くし、減点されるリスクを軽減することはお分かりいただけるかと思います。
ただ、ヒゲを無くすことまでする必要があるのか、という疑問をお持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
医療脱毛でヒゲを無くすことに、いったいどのようなメリットがあるのでしょう。
ここではそのメリットについてお伝えします。
4-1.好感度アップ
まず考えられることは、「好感度が上がる」ということでしょう。
世の女性の80%がヒゲにマイナスなイメージを持っているのですから、ヒゲが無くなればその80%の女性から、ヒゲが原因で嫌われることは無くなるでしょう。
ビジネスの現場においても、相手に与える印象に変化が出るはずです。
清潔感や身だしなみが重要とされる場でしっかりとヒゲが整えてあれば、悪い印象は与えずに、むしろ爽やかな印象を与えるチャンスすらあるでしょう。
また、ヒゲが生えてこなければアゴや口周りはツルツルになり、それだけで若返った印象になります。
ヒゲが生えてこなければ処理をする必要もなくなり、肌への負担が減ることでお肌のコンディションが整いやすくなり、さらに爽やかな印象を手に入れることでできるでしょう。
4-2.時間や費用の軽減
次に言えるメリットとして、ヒゲを処理するための時間や費用が減るということです。
脱毛をしなければ、ヒゲの自己処理を生涯続けることになります。
毎朝5分~10分をヒゲ剃りに費やしていると、1ヶ月続けただけでも150分~300分、5時間もの時間を浪費していることになります。
これが生涯続くのですから、日々行っているヒゲ剃りがどれだけの負担になっているのかが分かるかと思います。
また、費用についても、何十年もヒゲを剃っていれば、電気シェーバーやT字カミソリを買い替えることが必要になるでしょう。
そういった長い目で時間や費用を見てみると、医療レーザー脱毛のコストパフォーマンスが非常に高いことがわかります。
4-3.コンプレックスの解消
最後に言えることは「自信を持てるようになる」ということです。
身だしなみを整えるにしても、濃いヒゲや青ヒゲなどの処理や対処に多くの時間を取られてしまい、ファッションになかなか気が回らないという方も居るでしょう。
また、仮にどんなにオシャレな着こなしをしたとしても、「あのヒゲが濃い人でしょ?」という印象になってしまうと思うと、どうしても前向きになれない方など、ヒゲが原因で内向的になってしまう人は少なくないようです。
そういった方々において、コンプレックスの原因であるヒゲが無くなるということは、大きなメリットでしょう。
5.まとめ
ヒゲが嫌われているのは事実です。
不衛生でだらしない印象を与えてしまうがために、女性だけでなくビジネスシーンにおいても毛嫌いされていることがお分かり頂けたかと思います。
しかし、ヒゲを無くしたり整えたりすることで清潔感を手に入れ、爽やかな印象を与えられるようになる余地は十分にあります。
ヒゲに対する効果的な方法として医療脱毛というものがあり、ヒゲ脱毛をすることで様々なメリットが得られるでしょう。
ヒゲとの付き合い方に悩んでいるのであれば、脱毛をしてみるのも選択肢ではないでしょうか。
こんなにもヒゲが嫌われているのですから、清潔感を得るためにも、是非とも検討してみてください。