「毎日不要なヒゲを剃るのが面倒だ」
「頬のヒゲをかっこよく整えたい」
このように考えたことはありませんか?
カミソリや電気シェーバーで頬の毛を整えようと思っても、剃り負けを起こすことがありますよね。
さらに、毎日不要な部分を剃るのは面倒ですし、時間もかかると思います。
これらを解決する方法に頬脱毛というものがあります。
頬脱毛では頬の毛を脱毛することで、ヒゲをきれいに整えることができ、また不要な毛を剃る必要が無く、かっこいいヒゲを手に入れることができます。
この記事では頬の脱毛方法とそれらの特徴をお伝えするとともに、
クリニック・エステサロンを選ぶ際に気をつけて欲しいポイントをご紹介します。
目次
1.頬脱毛は脱毛範囲を指定して脱毛することができます
頬脱毛はクリニック・エステサロンで受けることができますが、
これらは、脱毛のできる範囲が決まっていることがほとんどです。
一般的に頬脱毛ができる範囲は、
以下のイラストのように、頬骨の髪の生え際からほうれい線までの部分になります。
もみあげに関してはスタッフとご相談ください。
そして、プロに任せる頬脱毛は、この脱毛範囲の中から施術スタッフに脱毛したい範囲を指定して、脱毛することができます。
また、毛を完全に無くしてツルツルにするのか、毛量を調整して薄くするかなども指定することが出来ます。
これをデザインヒゲ脱毛と言います。
上記の写真はその具体例です。
フェイスラインのヒゲを残すことにより、このようなデザインヒゲを作ることが出来ます。
もちろん、これ以外のデザインも可能です。
その他デザインヒゲの一部をご紹介します。
※出典
http://www.beauty-navi.com/mens/style/detail/56194
https://www.beauty-navi.com/mens/style/detail/37521
https://www.beauty-navi.com/mens/style/detail/24083
これらのデザインは、ヒゲを残す部分と無くす部分の境界線や、ヒゲ濃さのグラデーションなどが重要になります。
デザインヒゲ脱毛は、無くしたいヒゲのみを脱毛する・ヒゲの濃さを調整するという技術力が必要になるので、プロに任せましょう。
また、プロに任せた方が、知識と経験があるため脱毛の効果を得やすいという利点もあります。
2.【早見表】頬を脱毛する方法をご紹介
前述したように頬脱毛はプロに任せる方法を推奨します。
プロに任せる脱毛方法には医療レーザー脱毛・ニードル脱毛・エステ脱毛があります。
この章では、それぞれの脱毛方法の効果など、特徴をまとめた早見表をご紹介します。
頬脱毛の方法として、プロに任せる以外に家庭用脱毛器・除毛クリーム・ワックス脱毛があります。
しかし、頬脱毛でこれらの方法はおすすめできません。
その理由は以下の通りです。
・脱毛範囲を調整するのが難しい
・そもそも脱毛効果があまり期待できない
・肌トラブルのリスクが高く、起こった時の保証がない
効果 | |
医療レーザー脱毛 | 永久脱毛 |
ニードル脱毛 | 永久脱毛 |
エステ脱毛 | 一時的な減毛効果 |
値段 | |
医療レーザー脱毛 | 42,240円*1 |
ニードル脱毛 | 137,282円*2 |
エステ脱毛 | 26,400円*3 |
※1 医療レーザー脱毛実施首都圏大手クリニック5院の平均
※2 主要クリニック5院の平均、1分間に5~20本ほど脱毛できると言われています
※3 首都圏大手エステサロン5社の平均
回数 | |
医療レーザー脱毛 | 5〜8回 ※永久脱毛が完了する目安 |
ニードル脱毛 | 約10回 ※永久脱毛が完了する目安 |
エステ脱毛 | 終わりがない ※一時的な減毛効果のため、施術を受け続ける必要がある |
期間 | |
医療レーザー脱毛 | 約1年 ※永久脱毛が完了する目安 |
ニードル脱毛 | 約1年半 ※永久脱毛が完了する目安 |
エステ脱毛 | 終わりがない ※一時的な減毛効果のため、施術を受け続ける必要がある |
痛み | |
医療レーザー脱毛 | 痛みを感じやすい |
ニードル脱毛 | 強い痛みを感じやすい |
エステ脱毛 | 出力が弱いため、痛みは感じにくい |
リスク | |
医療レーザー脱毛 | ・毛嚢炎*4 ・火傷 ・打ち漏れ*5 ・増毛化、硬毛化*6 |
ニードル脱毛 | ・ニキビ、毛嚢炎 ・内出血 ・感染症 |
エステ脱毛 | ・毛嚢炎 ・火傷 ・打ち漏れ ・増毛化、硬毛化 |
※4 毛嚢炎とは小さな白ニキビのようなものです。
患部を清潔に保てば数日~1週間程度で治ります。
※5 レーザーや光を当て損ねた箇所の毛が、かたまりで残ってしまう現象のことです。
※6 脱毛箇所の毛が増えたり、硬い毛が生えたりする症状のことです。
受けられる場所 | |
医療レーザー脱毛 | 医療機関(クリニック) |
ニードル脱毛 | 医療機関(クリニック) |
エステ脱毛 | エステサロン |
メリット | |
医療レーザー脱毛 | ・永久脱毛ができる ・頬の毛を短期間で処理できる ・医師や看護師が常駐しているため安全性が高い ・医療機関のため、麻酔の使用が可能であり痛みを軽減できる |
ニードル脱毛 | ・永久脱毛ができる ・医療レーザー脱毛では脱毛できない白髪や日焼けした肌にも効果がある ・医師や看護師が常駐しているため安全性が高い ・医療機関のため、麻酔の使用が可能であり痛みを軽減できる |
エステ脱毛 | ・2年以上通えば、毛の生えてくるペースが遅くなる ・生やしたいと思った時に、再び生やすことができる ・キャンペーンが多く格安で脱毛ができることが多い ・受けられるエステサロンの店舗数が多い |
注意点 | |
医療レーザー脱毛 | ・痛みを感じやすい ・白髪には脱毛効果を与えられない ・日焼けしていると施術を受けられないことがある ・施術を受ける際は、剃毛をする必要がある |
ニードル脱毛 | ・強い痛みを感じやすい ・頬の毛量によっては高額になる ・毛穴ひとつひとつを手作業で処理していくため時間がかかる ・ニキビがある箇所には施術できない |
エステ脱毛 | ・永久脱毛ではない ・医療機関ではないため、肌トラブルが起こった時にその場では対応できない ・減毛効果を維持するためには通い続ける必要がある ・白髪には脱毛効果を与えられない ・ほくろやニキビがある所には照射できない ・日焼けしていると施術を受けられないことがある ・施術を受ける際は剃毛をする必要がある |
このような方におすすめ | |
医療レーザー脱毛 | ・できるだけ早く頬の毛を無くしたい方 ・頬の毛を永久的に無くしたい方 ・頬の毛を薄くしたい方 ・医療機関で脱毛したい方 |
ニードル脱毛 | ・金銭的に余裕がある方 ・頬の毛を永久的に無くしたい方 ・頬の毛の一部を無くしたい方 ・白髪が多かったり、日焼けをしている方 ・ホクロが多い方 ・医療機関で脱毛したい方 |
エステ脱毛 | ・時間に余裕がある方 ・痛みに弱い方 ・再び毛を生やしたい方 |
2−1.医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、黒色(メラニン色素)に反応する特殊なレーザーを利用し、発毛に関わる細胞に熱を与えることで、それらを破壊する方法です。
発毛に関わる細胞を破壊するため、永久脱毛効果を得ることが出来ます。
また、細胞を破壊する行為は法令で医療行為と定められており、
医療機関でのみ施術を受けることができます。
医療レーザー脱毛は熱によって細胞を破壊するため、痛みが伴います。
あごひげなど毛が太く密集している箇所は痛みも強いです。
しかし、頬骨付近の毛は産毛が多く、まばらに生えているためあごひげと比べると痛みは弱いです。
頬の医療レーザー脱毛にはやけどなどの肌トラブルが起こる可能性はありますが、
特に注意していただきたいのは増毛化・硬毛化です。
増毛化・硬毛化とは、照射によって脱毛部位の毛が増えたり、硬い毛が生えてくる症状です。
この症状は産毛で発生しやすいと言われているため、頬骨付近で生じる可能性が高いです。
医療レーザー脱毛によるリスクやその対策はこちらの記事にまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
◯平均費用:42,240円
医療レーザー脱毛は照射範囲と施術回数によって料金が決まります。
◯推奨回数:5〜8回
毛には成長初期→成長期→退行期→休止期というサイクルがあり、これを毛周期と言います。
医療レーザー脱毛は成長初期・成長期の毛にしか脱毛効果を与えられないため、
1回の施術では終わらず、複数回の施術が必要になります。
◯期間:約1年
毛周期により、脱毛効果を得るためには施術と施術の間隔を開ける必要があります。
頬の毛周期は個人差はありますが、約2ヶ月と言われています。2ヶ月おきを目安に施術を受けるようにしましょう。
◯医療レーザー脱毛のメリット
■永久脱毛ができる
■広範囲の毛を短時間で処理できる
■医師や看護師が常駐しているため、安全性が高い
■麻酔を使用することができる
◯医療レーザー脱毛の注意点
■日焼けをしていると、レーザーが肌に反応をして火傷する可能性があるため、照射できないことがある
■ホクロがある箇所も同様に、レーザーが反応をして火傷する可能性があるため、照射できない
■ニキビがある箇所は、レーザーによって炎症がひどくなる可能性があるため、照射できない
◯このような方におすすめ
■できるだけ早く頬の毛を無くしたい方
■頬の毛を永久的に無くしたい方
■頬の毛を薄くしたい方
■医療機関で脱毛したい方
2−2.ニードル脱毛(針脱毛)
ニードル脱毛は毛穴ひとつひとつに手作業で針を挿していき、
電気を流すことで発毛に関わる細胞を破壊して永久脱毛効果を得ます。
細胞を破壊する行為のため、医療機関でのみ施術を受けることが出来ます。
毛穴ひとつひとつに施術していくため、医療レーザー脱毛と同じように、脱毛範囲内で脱毛したい箇所と残したい箇所を選ぶことができます。
◯平均費用:137,282円
ニードル脱毛は施術する毛穴の数、もしくは施術時間によって料金が決まります。
そのため、頬の毛量が多いとその分費用がかかります。
毛穴ひとつひとつを手作業で処理していくため、医療レーザー脱毛より高額になることが多いです。
◯推奨回数:約10回
医療レーザー脱毛同様、成長初期・成長期にある毛にしか脱毛効果を与えられません。
複数回施術を受ける必要があります。
頬はあごひげよりも照射範囲が大きいため、一度で全範囲を施術するのは難しいです。
そのため、永久脱毛が完了するには約10回の施術を受ける必要があります。
◯期間:約1年半
医療レーザー脱毛同様、毛周期があるため施術と施術の間を2ヶ月ほど空ける必要があります。
◯ニードル脱毛のメリット
■永久脱毛ができる
■細かいデザインヒゲ脱毛ができる
■医師や看護師が常駐しているため、安全性が高い
■麻酔を使用することができる
◯ニードル脱毛の注意点
■頬の毛量によっては10万円以上の費用がかかる
■ニキビがある箇所は、炎症がひどくなる可能性があるため、脱毛できない
■毛穴ひとつひとつを手作業で処理していくため、1回の施術時間が長い
◯このような方におすすめ
■金銭的に余裕がある方
■頬の毛を永久的に無くしたい方
■頬の毛の一部を無くしたい、薄くしたい方
■白髪が多かったり、日焼けをしている方
■ホクロが多い方
■医療機関で脱毛したい方
2−3.エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)
エステ脱毛は黒色に反応する特殊な光を利用し、
発毛に関わる細胞にダメージを与えることで一時的な減毛効果を得ます。
細胞を破壊するわけではないため、脱毛を止めると再び生やすことができます。
脱毛はしてみたいけど、再び頬の毛を生やしたいかもしれないと迷っている方におすすめの方法です。
エステ脱毛はエステサロンで施術を受けることができ、施術はエステティシャンが行います。
エステ脱毛も医療レーザー脱毛同様に、増毛化・硬毛化が起こる可能性はあります。
◯平均費用:26,400円
医療レーザー脱毛同様、施術範囲と施術回数によって値段が決まります。
◯推奨回数:終わりがない
発毛に関わる細胞を破壊するわけではないため、施術を止めると再び生えてきます。
減毛効果を感じ続けるためには、施術を受け続ける必要があります。
◯期間:終わりがない
減毛効果を感じ続けるためには、施術を受け続ける必要があるため、脱毛が完了することはありません。
エステ脱毛も毛周期の成長初期と成長期の毛にしか脱毛効果を与えられません。
そのため、施術と施術の間隔を2ヶ月ほど空ける必要があります。
◯エステ脱毛のメリット
■生やしたいと思った時に、再び生やすことができる
■出力が弱いため、痛みは感じにくい
◯エステ脱毛の注意点
■医療機関ではないため、肌トラブルが起こった際その場で対応することができない
■日焼けをしていると、光が肌に反応をして火傷する可能性があるため、照射できないことがある
■ホクロがある箇所も同様に、光が反応をして火傷する可能性があるため、照射できない
■ニキビがある箇所は、光によって炎症がひどくなる可能性があるため、照射できない
◯このような方におすすめ
■時間に余裕がある方
■痛みに弱い方
■再び頬の毛を生やしたい方
3.クリニック・エステサロンを選ぶ際に確認すべき3つのポイント
この章ではクリニック・エステサロンを選ぶ際に、
失敗しないために確認すべき3つのポイントをご紹介します。
3−1.理想の仕上がりにできるか
デザインヒゲ脱毛を希望される方は、実際にご自身の理想の仕上がりに脱毛ができるクリニック・エステサロンを選びましょう。
クリニック・エステサロンよっては、照射範囲の指定が出来なかったり、既に決められているデザインにしか脱毛出来なかったりすることがあります。
男性専門で行っているクリニック・エステサロンはデザインヒゲ脱毛を扱うことが多いため、デザインの融通がききやすいです。
デザインの可否に加え、頬脱毛の照射範囲も事前にHPや電話にて確認しておきましょう。
頬脱毛の照射範囲はクリニック・エステサロンによって多少変化します。
ご自身が希望するデザインが頬脱毛の脱毛範囲外なのであれば、プラスでヒゲ脱毛等を受ける必要があります。
3−2.脱毛以外に費用がかかるか
クリニック・エステサロンによっては、再診・処置料や剃毛料、予約キャンセル料、肌トラブルの際の診察料・薬代など脱毛以外に費用がかかることがあります。
脱毛料金は格安でも、これらの費用が積み重なって結局高額な料金を支払わなければならないこともありますので注意が必要です。
このようなことを避けるためにも、事前にHPや電話で確認しておきましょう。
3−3.保証制度があるか
脱毛にはリスクが伴います。
脱毛のリスクには
■増毛化・硬毛化
■やけど
■毛嚢炎
■打ち漏れ
などがあります。
これらのリスクに対して、打ち漏れ再照射が無料など、保証制度が充実しているクリニック・エステサロンを選びましょう。
特にクリニックは医師や看護師が常駐している医療機関のため、エステサロンより安全に脱毛することができます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
頬脱毛は脱毛範囲の中から、施術スタッフに脱毛したい範囲や毛量を指定して脱毛するデザインヒゲ脱毛ができます。
そして、デザインヒゲ脱毛をするには技術力が必要になるため、プロに任せましょう。
プロに任せる脱毛方法には医療レーザー脱毛・ニードル脱毛・エステ脱毛があります。
各脱毛方法によって様々な特徴があるので、ご自身に合った脱毛方法をお選びください。
クリニック・エステサロン選びで失敗しないためにも、以下の3つのポイントを確認するようにしてください。
・理想の仕上がりにできるか
・脱毛以外に費用がかかるか
・保証制度があるか
頬脱毛をする際は、
これらのことを踏まえて、清潔感のあるヒゲを手に入れましょう!