濃くて目立つ胸毛のせいで海やプールなど肌を露出する場面で自分に自信が持てなかったり、女性にどんな風に思われているかと気になったことはありませんか?
脱毛はしてみたいけど、実際に効果はあるの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ヨーロッパでは、胸毛はワイルドで男らしさの象徴なんて言われていますが、日本人男性が胸毛を生やしていると不潔でかっこ悪い印象を持たれてしまいます。
その理由の一つとして、日本人は肌の色が明るいため、濃くて太い胸毛は目立ってしまうからです。
実際に、現役女子大生132名に「男性のどの部位の体毛が一番気になりますか?」とアンケート調査を行ったところ、断トツで胸毛(70.9%)と回答。
実施期間:2017年10月25日~2017年10月26日
調査方法:インターネット調査
対象者:現役大学生
有効回答数:男性109、女性132
そこで、今回はケア方法を含めた効果のある胸毛脱毛法をご紹介します。胸毛が濃くて真剣に悩んでいるのであれば、きっとお役に立てると思います。
目次
1.胸毛脱毛にもっとも効果があるのは医療脱毛です
毛の太さや濃さに関わらず、胸毛の脱毛には医療レーザーとニードル脱毛(針脱毛)が最も効果的です。
脱毛には、医療レーザーとニードル脱毛(針脱毛)を含む医療脱毛の他にも、ワックス脱毛、除毛クリーム、家庭用脱毛器やエステティシャンによるエステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)などさまざまな方法があり、それぞれ効果が異なります。
相違点を比較しながら、解説していきます。
1-1.胸毛を永久脱毛するなら医療脱毛が効果的
医療脱毛とは、医療機関のみに使用することが許された医療レーザー脱毛とニードル(針)脱毛の2種類のことをいい、医療従事者が施術を行います。
医療レーザー脱毛は、レーザーを皮膚に照射する脱毛法です。
照射したレーザーはメラニン色素(黒色)に反応をし、熱を発生させて毛根を破壊します。
照射の際の痛みには個人差はあるものの、どんなに濃く太い胸毛でも、1週間~3週間をかけて自然と抜け落ちていきます。
ニードル脱毛(針脱毛)は、毛を5㎜程度生やした状態で、専用の電気針を毛穴に通して毛根を破壊し、毛が再生しないようにする脱毛法です。
しかし一本一本電気針を刺していくため、膨大な時間とお金がかかってしまい、とくに胸元は皮膚が薄いため、強い痛みを伴うことから最近では、医療レーザー脱毛が主流となっています。
ですが、ニードル脱毛(針脱毛)は白髪や産毛に対して安定した脱毛効果を与えられる方法でもあります。
電気針によって毛根を破壊された胸毛は、すぐに自然と抜け落ちていきます。
1-2.医療レーザー・ニードル共に1回ではすべての胸毛は無くなりません
医療脱毛の場合、脱毛が完了するまでに5回の照射回数を要します。
1回の施術で脱毛が完了しないのは毛周期が関係しています。
効果をしっかり出すためには、1回目の医療レーザー脱毛、ニードル脱毛(針脱毛)を受けた後は、退行期・休止期が過ぎるのを待ち、成長期になってから2回目の医療レーザー脱毛、ニードル脱毛(針脱毛)を行う必要があります。
この、成長期・退行期・休止期の3つのサイクルのことを毛周期といい、1サイクル10週間と言われています。
医療レーザーとニードル脱毛(針脱毛)で永久脱毛効果があるのは、成長期の毛だけになります。
そのため、1回施術を受けただけでは、すぐに実感することはありません。
また、5回はあくまでも最低限な回数であり、胸毛の場合は毛が太く濃いので、カウンセリングの際に医師とよく相談をして回数を決める必要があります。
毛が減ってきた、毛質が変わってきたなと実感できるのは、個人差はありますが、3回目以降になります。
毛周期についてはこちら
毛周期って何?毛周期への理解が効果的な脱毛になる!
2.胸毛を薄くする医療脱毛以外の4つの方法
最も効果のある脱毛方法は医療脱毛ですが、その他にも代表的な処理方法を4つご紹介します。
2-1.効果は弱いが自己処理の手間を軽減させたいならエステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)
エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)は、特殊な光を胸毛にあてることで、毛根を弱らせ、一時的な減毛・抑毛効果を得る方法です。
見た目は医療レーザー脱毛に似ていますが、エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)は毛根の破壊ができず、発育を遅らせる行為のみのため、通い続ける必要があります。
自己処理を行う手間を考えると、通っている期間中は自己処理の回数が減り、経験豊富なエステティシャンにお願いできるため自己処理による肌トラブルのリスクも軽減されます。
2-2.自宅でこっそり胸毛を処理するなら家庭用脱毛器
家庭用脱毛器とは、エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)と同様に皮膚に光を照射し、毛根を弱らせていく脱毛法です。
資格のない一般人でも使用できる手軽に扱えるよう、光の出力は低いものに設定されています。
そのため、エステ脱毛よりも減毛・抑毛効果を実感するまでに期間を要します。
家庭用脱毛器を使用する場合、自分で施術を行う必要があるため、手間がかかります。
メーカーによっても異なりますが、業界最大の家庭用脱毛器でも2cm×3cmと照射口が狭いため、胸毛など広い範囲を照射する場合、まとまった時間が必要になります。
メリットとしては、わざわざ出向く必要がなく、気軽に自宅で使用できることが挙げられます。
2-3.見た目の即効性はワックス脱毛
ワックス脱毛とは、脱毛箇所にワックスを塗り、毛とワックスとが接着する性質を利用し、引きはがす脱毛法です。
ワックス脱毛は胸毛を毛根から引き抜きますが、毛根を破壊するものではないため、定期的に行う必要があります。
脱毛効果は得られませんが、すぐに胸毛を取り除くことができるので、見た目の即効性はあります。
海やプールなどの予定を直近で控えている場合にはおすすめです。
肌が弱い方は、ワックス脱毛直後に赤みが出やすいので、海やプールへ行く2,3日前に行うとよいでしょう。
2-4.ハードルの低さ、手軽さで一番は除毛クリーム
除毛クリームは、肌に塗ることで、表面に生えている毛を溶かすクリームです。
脱毛クリームには、チオグリコール酸カルシウムという成分が含まれており、毛髪を構成しているケラチンタンパク質に強力に作用して、分解するという性質があります。
生えている胸毛を手軽に処理ができ、カミソリで剃った場合と違って、見た目がとてもきれいに仕上がります。
デメリットとしては、一時的な除毛なので、胸毛を無くしたい場合には定期的に行う必要があります。また、薬剤が使われているため、肌の弱い人は、肌荒れやかぶれを引き起こす可能性がありますので、事前にパッチテストをおこなうことをおすすめします。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
胸毛脱毛は医療脱毛で行う場合、高い効果を発揮しますが、脱毛が完了するまでに5回の照射回数を要します。しかし、医療脱毛であれば最も短い期間で永久脱毛効果を得られ、自信を持って海やプールで脱げる体を手に入れられます。
エステ脱毛(光脱毛・フラッシュ脱毛・IPL脱毛)や家庭用脱毛機は光の出力に上限があるため、痛みは少なく済みますが、その分脱毛効果は弱いです。
また、ワックス脱毛や除毛クリームは手軽に胸毛を処理できますが、一時的な減毛であるため、ツルツルな状態を保つためには、定期的に行う必要があります。
できるだけ早く、永久的に胸毛をなくしたいのなら、医療脱毛は良い選択肢だと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。