ヒゲ(髭)剃りしたのに、青く残ってしまう…そんな悩みを抱えている男性も多いのではないでしょうか。
ヒゲが濃いだけでなく、剃った後にもヒゲが青く見える症状のことを『青ヒゲ』といいます。
芸能人でいうと、お笑い芸人フットボールアワーの岩尾さんが青ヒゲの分かりやすい例に挙げられるのではないでしょうか。
しかし、この『青ヒゲ』の根本的な原因を理解し、解決しなければ、どんなに深剃りをしても解消されることはありません。
そこで今回は、青ヒゲの原因と、具体的な青ヒゲの解消法についてご紹介していきます。
目次
1.青ヒゲ(髭)の“原因”を徹底追及!
1-1.青ヒゲの原因とは
結論から申し上げると、青ヒゲの原因は皮膚の中で成長して生えている毛が透けて見えるために起こるものです。
ヒゲは体毛の中でも太く、約4~5ミリの深さまで生えていると言われています。人間の体に自然に生えてくる体毛は、毛先に行くにつれ細くなっています。
ヒゲも同様に毛先が細く、毛根部分が太くなる傾向にあります。
カミソリや電気シェーバーの性質上、ヒゲを剃っている毛の位置が毛根に近い部分をカットしている状態となり、毛がちょうど太く成長している位置で剃ることになるため、剃った後に毛の断面が目立ってしまいます。
このことから、どんなに深剃りをしても皮膚の中のヒゲまでは剃り切れないため、皮膚の中に生え残っている毛が透けて見え、青ヒゲと呼ばれるようになります。
特に色白な男性は、青ヒゲが目立ちやすい傾向にあります。
1-2.青ヒゲの対処法はこれ!
青ヒゲの原因が分かったところで、気になるのは青ヒゲの解消法ではないでしょうか。
解消法はシンプルで、毛根と発毛をつかさどる細胞が破壊してしまえば、そこから体毛が生えてくることはありません。
つまり、ヒゲも生えてくることがなくなり、青ヒゲになることもないということなのです。
2.青ヒゲ(髭)を改善させるのに最も効果的なのは医療脱毛
医療脱毛は、毛根と発毛をつかさどる細胞が破壊し、永久脱毛の効果がある脱毛方法のことをいいます。
この医療脱毛には、医療レーザー脱毛とニードル脱毛(針脱毛)の2種類があります。
医療レーザー脱毛とは、医療用の強力なレーザーを皮膚に照射し、熱を通じて毛根と発毛を司る細胞を破壊していきます。
ヒゲだけでなく、広範囲のムダ毛を一気に脱毛することができ、永久脱毛の効果が得られる脱毛法です。
現在、主流となっている脱毛です。
ニードル脱毛(針脱毛)とは、毛が生えている毛穴一本一本に長さ5mmほどの針(ニードル)を刺し、電流を流して毛根と発毛を司る毛母を破壊していく脱毛法です。
医療レーザー脱毛では難しいとされている産毛や白髪に対しても、効果が得られやすいといわれています。
医療レーザー脱毛が登場してきてからは、ニードル脱毛(針脱毛)の需要は減少傾向にあります。
この2種類の医療脱毛が唯一、毛をつくる元の組織を破壊することができるため、青ヒゲに最も効果があるとされています。
医療脱毛は高いというイメージがありますが、この先何年もシェーバーを買い換えたり、カミソリ刃を定期的に購入し続けることを考えると、むしろ安く収まることのほうが多いです。
また、医療脱毛であれば、万が一肌トラブルが起きた場合でも、医師が迅速に処置を行ってくれるので安心感があります。
3.青ヒゲ(髭)を目立たなくさせるその他4つの方法
医療脱毛はしたいけれど、クリニックに通うことに抵抗があるという男性も多いのではないでしょうか。
そこで今回は医療脱毛以外の方法で、青ヒゲを目立たなくさせるために今日から実践できる4つの方法をご紹介します。
3-1.日焼けをする
青ヒゲは、色白な方のほうがより目立ちやすい傾向にあります。
日焼けをすることで青ヒゲがなくなるわけではありませんが、白い肌よりは目立たなくさせることができます。
現在は色白で、日焼けをしても肌が荒れない方であれば、この方法は有効です。
デメリットとしては、青ヒゲが目立たなくさせるくらい日焼けをしなくていけないので、肌へのダメージが大きく、将来シミの原因になる可能性があります。
3-2.コンシーラーを使う
男性にはあまり馴染みがないとは思いますが、コンシーラーは別名、部分用ファンデーションと呼ばれているものです。
ファンデーションでは隠しきれない肌の悩みをカバーするためのメイクアイテムです。
女性では、目の下のクマやニキビ跡を隠すために使用します。
男性が化粧なんて・・と最初は抵抗があるかもしれませんが、コンシーラーをうまく利用すれば青ヒゲを目立たなくさせることができます。
使用する際は、自分の肌色に合うコンシーラーを探しましょう。
おすすめコンシーラー
商品名:コンプレックス1発カバー メンズコンシーラー
価格:2,484円
手が汚れにくく、初心者に使いやすいスティックタイプのコンシーラーです。
◎スティックタイプのコンシーラーの使い方
⓵洗顔後、化粧水・乳液で肌を整えます。
⓶気になる部分に直接塗布し、顔の内側から外側へ伸ばします。
⓷塗った部分を指の腹で叩き込みます。
⓸【落とす際】コンシーラーは水やお湯洗いだけでは落ちませんので、メイク落としを使用して落とします。
商品名:メンズコンシーラー フェイスマナー
価格:2,620円
リキッドタイプはコンシーラーの中でも一番なじみやすく、ヒゲ全体の広範囲をカバーできます。
◎リキッドタイプのコンシーラーの使い方
⓵洗顔後、化粧水・乳液で肌を整えます。
⓶手の甲にあずき2つ分コンシーラーを取って、軽くなじませます。
⓷気になる部分に指で少量ずつ、ぽんぽんと軽くたたくように伸ばします。
⓸【落とす際】コンシーラーは水やお湯洗いだけでは落ちませんので、メイク落としを使用して落とします
ネット以外でも、お近くのドラッグストアで簡単に購入することができます。ドラッグストアの場合、サンプルが置いてあるところもあるので、自分の肌に合った色のコンシーラーを見つけることができるでしょう。
デメリットとしては、慣れていないと厚塗りになってしまう場合や、コンシーラーの色味が合っていないと不自然な顔色になってしまうことがありますので、練習が必要です。
3-3.刃の数が多いT字カミソリを使う
青ヒゲの場合、電気シェーバーよりもT字カミソリを使う方が毛の根元をしっかりと剃ることができます。
T字カミソリを選ぶ際のポイントは、3枚刃以上で刃の枚数ができるだけ多いものを選びましょう。
刃の枚数が多ければ多いほど、肌にかかる負担が分散され、肌荒れもしにくくなると言われています。
ただし、刃の枚数が多いT字カミソリを使用しても、若干の青ヒゲは残る可能性があります。
☆ワンポイントアドバイス☆
⓵剃る前に蒸しタオルで顔を温める
少し手間はかかりますが、剃る前に蒸しタオルで顔を温め、毛穴を開かせてからヒゲを剃るとよりきれいに根元まで剃ることができます。⓶剃った後は必ず保湿をする
ヒゲ剃りの後は、化粧水やアフターシェーブローションをつけて肌に潤いを与えます。
また、乳液や美容液で肌にフタをしてあげると、より保湿効果が高まります。保湿を毎日行うことで、次回ヒゲを剃るときまで肌を健やかな状態でキープできます。
3-4.ヒゲを抜く
お金をかけずに青ヒゲを目立たなくしたいという方は、ヒゲを抜くという方法があります。
ヒゲを抜いてしまえば、青ヒゲの原因となる毛を根元から取り去ることができるので、見た目に変化が得られる場合があります。
しかしこの方法は、無理やり毛を引き抜くことで、炎症や色素沈着、埋没毛などのリスクが高まるため、あまりおすすめはできません。
また、毛を一本一本抜いていくので、膨大な時間がかかりますし、強い痛みも伴います。
一週間もすれば毛は徐々に生え始めてきてしまうので、定期的に行う必要があり、お金がかからないというメリットはありますが、デメリットがあるということも頭に入れておきましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
青ヒゲの原因は皮膚の中で成長して生えている毛が透けて見えるために起こるものだということがお分かりいただけたかと思います。
青ヒゲが解消されると、清潔感もアップし、表情が明るく見えます。
青ヒゲを改善させるのには医療脱毛が最も効果的ですが、クリニックに通うことに抵抗があるという男性は、今回ご紹介した4つの方法の中から自分に合った対策法で、青ヒゲの悩みから解放されてください。